飲食店こそプレスリリースに挑戦！マスコミに取材させる書き方とは

プレスリリースって何でしょう？

プレスリリースとは、出版社やテレビ局に取材してもらうために送る資料のことです。

お店のセールスポイントをわかりやすくまとめた情報、PR、広報のことをいいます。

新店舗オープンや、新メニューの発表だけでなく、キャンペーンや他企業とのコラボ、フェアなどの告知にも活用されています。

なんと、無料です。

飲食店にとってお客さんに知ってもらうこと、来てもらうことが人気のあるお店になっていきますね。

ワイドショーなどで紹介される飲食店を見ていると、とてもおいしそうで「どこにあるんだろう？」「いつ開いているのかな？」と気になります。

視聴者側は、「今度の休みに友達を誘って行ってみよう」と計画を立てたりとワクワクします。

では、どのようにしてプレスリリースを書いたらいいのでしょう。

プレスリリースの書き方

飲食店は、どのメディアにプレスリリースを送ったら良いのでしょう？

いちばん反響が大きいのは、テレビのバラエティーコーナーです。

グルメ系WEBメディアや、グルメ雑誌、料理系専門誌などもつねに飲食店のオープンの記事を求めています。

飲食店の地域のテレビ局やラジオ、情報雑誌、WEBサイトなども、地元のお客さんが行きやすいので喜ばれるでしょう。

A4用紙1枚分にすべての情報をまとめる。

一瞬でメディアに興味を持ってもらわなければなりません。

マスコミでは、毎日大量にプレスリリースが送られてきます。

そのためには、忙しい仕事の合間に目に留めてもらえるような工夫が大切です。

短く、お店のセールスポイントを伝えることが大事です。

ピックアップしてもらえるようなタイトルと、アピールしたいことをすぐ理解できるような心にとまるインパクトのある内容で記者やライターさんの気持ちになって考えましょう。

タイトルは超重要！

・右上に会社名、日付

・左上に送り先と担当者各位

・タイトルは超重要です。

このサービスなら企画できるかな？この商品なら、面白い記事が書けそうかな？と思ってもらえるような、目をひくものが大切です。

タイトルの付け方次第で、目を通してもらえるか否か、取材したいと検討をしてもらえるか決まります。

・６０文字以内

・トレンドをおさえる。

ツイッターなどで調べてチェックします。

・キャッチコピー

・読む人が興味を抱くキーワードを前方に持ってくる

・わかりやすい数字を入れてみる

リード文の書き方

リード文は、プレスリリースの要約です。

１～3文(250～300文字)ほどで、伝えたいことを簡潔にまとめていきます。

５W2H（誰が、何を、どこで、いつ、どうして、どのように、どのくらい）の要素をプレスリリースの中から漏れなくピックアップできると、全体がスッキリとしたリード文になります。

おしゃれな魅力的な写真を使おう

写真は、一瞬でその飲食店のイメージが膨らみます。

写真は少し多めでも大丈夫です。

店舗の外観や内装、ドリンクやメニュ－の紹介など、お客さんが実際にお店を利用する際のイメージが持ちやすくなります。

おしゃれなクロスや小物をうまく使うと、お料理をよりおいしそうに見せる事ができますね。

季節感やオリジナリティを出すことで、お店の雰囲気がわかりやすくなりそうです。

どんなお店だろう、取材してみたいな、記事を書いてみたいと思ってもらえるような写真を掲載しましよう。

本文に書くべきポイントとは

・お店の特徴、強み

どの部分を売りにしているのか？独自のサービスは何か？新しいものは？

・話題性のあるもの

・正確な数字、データを入れる。

「多くのお客様がリピートした」より、「お客様のリピート率60パーセント以上」の方が説得力が増します。

・ストーリー性

お店の成り立ちや、どういう想いでやっているのか？これからどうしていきたいのか？

店舗を展開しているのであれば、大阪では何店舗目なのかといった全体像

・どんなときに利用するお店か？

女子会？

デート？

ママ友ランチ？

ファミリー向け？

そして、

・なぜ、いまこれなのか？

最後に基本情報を忘れずに

・店名

・住所

・電話番号（携帯電話）メールアドレス

・担当者名

・営業時間

・問い合わせ受付時間

・席数（または坪数）

・お店のURL

これらの情報は、信頼できるお店と判断されるための基準になります。

席数や坪数などの広さがわかると、テレビにとっては撮影できるかどうかの判断しやすいです。

郵送の場合は、「プレスリリース在中」と書いておく。

プレスリリースは何度送ってもいいので、どんどん送ってお店の存在を知ってもらいましょう。

プレスリリースのまとめ

これから飲食店をオープンする人、新しい企画を立ててアピールしていきたい飲食店はプレスリリースを書いて、メディアに取り上げてもらえるようにしましょう。

一瞬にして人気店となるチャンスです。

そのためには、ただ情報を伝えるだけでは忙しいマスコミの目には留まりません。

インパクトのある情報が重要です。

例えば、コロナ禍で痛手を負った「老舗フレンチレストラン」が新たに手がけた「フレンチ惣菜＆ホットサンド専門店」など。

厳しい状況のなかにも、守るばかりでなく責めに転じている経緯やポイントなどをアピールしていきましょう。

目を引く企画、新鮮さがあれば、必ず目に留まります。

プレリスリースは、何度でも送っていいですし、一気に集客につながるチャンスです。

ぜひ、挑戦してみましょう。