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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
今、出張シェフが話題になっています。
出張シェフとはその名の通り、自宅等へシェフが訪問出張し、食事会などにシェフが料理を作り、提供してくれるサービスの事です。
自宅等の指定した場所で料理を提供してくれるため、飲食店に連れていきにくい小さなお子さんがいたり、感染症対策で、飲食店には連れていくのが怖い高齢の方にも、飲食店に出向くことなくプロの料理を楽しんでもらうことができます。
また出張シェフは、ときには忙しくてなかなか料理をすることができない人たちの大きな味方にもなります。
飲食店で働いているシェフにとっても、コロナとうまく向き合いながら料理をお客様に提供することができる画期的なサービスだと言えます。
出張シェフの仕事内容
目次
出張シェフはお客さまの希望の場所に出向いて料理をして後片付けまで行います。
すべてその場で調理するため、事前に仕込みをしておいた料理を持っていくことはできません。
材料は持参するため、事前にメニューなどの打ち合わせが必要になります。
メモ
・住所
・アレルギーの有無
・どんな場面で出張シェフを利用するのか
・キッチン設備
・テーブルの広さ
などの事前確認をしておく必要があります。
出張シェフをする一番のメリットはなんといっても目の前でお客さまの反応を見ることができることです。
普段は、飲食店の厨房で調理をしていても、お客さまとの距離があるため、なかなか反応を見ることができませんが、出張シェフなら目の前で見ることができます。
反応を見て、新メニューを考えたることもできますし、やりがいにも繋がります。
お客さまの要望を聞きつつ、自分の得意な料理をふるまうことができるのも出張シェフの大きな魅力です。
すでに飲食店で働いている方も、シフトの融通の利く職場であれば、副業として出張シェフを始めてみるのもいいかもしれません。
出張先で作業するので、家賃や、水道代、光熱費がかからないのもポイントです。
副業として始める場合は
注意
・スケジュール調整が必要
・事前準備に時間がかかる
ことを頭に入れておきましょう。
また、お客さまの要望に寄り添ったメニューを作るため、確認することが多くあります。
お客さまとの確認、相談が多いことで、手間だと感じる部分もあるかもしれません。
副業として出張シェフをしようとしている方は、自分でメニューを考えることもあり、休日の時間を使わなければならなくなることもあるでしょう。
また、本業とのスケジュール調整も必要になるため、初めからたくさん出張シェフの仕事を入れすぎないようにしましょう。
出張シェフとして気を付けなければならないこと
通常の飲食店では、お店の場所が決まっているので、お店に出勤すればいいのですが、出張シェフの場合はお客さまの希望の場所での調理になるため、他にも確認することが多くあります。
・あらかじめ交通手段や、かかる時間を考えておかなければなりません。
・食材や、荷物が多くなることもあるので、計画はしっかり立てましょう。
・いつもと違うキッチンで調理をするため、慣れないキッチンで慣れない調理器具を使って調理することもあるので注意が必要です。
・アレルギーの有無の確認は必ずしておきましょう。
出張シェフとして働くために
出張シェフとして働くために必要なものは何があるでしょうか?
集客はどうする?
店舗ではないキッチンで料理をするために、普通にお客さまを待っているだけでは仕事をすることができません。
口コミや宣伝だけでは十分な集客とまでは難しいです。
集客には出張シェフのポータルサイトを使うのがおすすめです。
ポータルサイトとは、様々なコンテンツの入り口になるサイトのことです。
出張シェフのポータルサイトに登録しておけば、出張シェフを探しているお客さまに見つけてもらいやすくなります。
しかし、注意することがあります。
注意
・ポータルサイト使う場合は手数料がかかる。
・運営会社の方針に従う必要があります。
自分のやりたいサービス内容が実現できるサイトかどうかを見極めて登録をしましょう。
ポータルサイトでは新規客の獲得し、そこから常連客へ。
腕をふるまう機会を逃さず、さらにチャンスは広がります。
必要な資格は?
飲食店を開業するにはキッチンのある場所・料理を提供する場所への飲食店の営業許可が必要となりますが、出張して料理を作る分には特に資格は必要ありません。
ただし、仕込みをしてから出張シェフとして出向く場合には仕込みをする調理場に保健所の許可が必要になるので注意しましょう。
まとめ
今回は出張シェフとして働くために必要なポイントを見ていきました。
ポイント
・お客様のアレルギー情報やキッチン設備を事前確認をしておく
・スケジュール調整は念入りに行う
・はじめの集客にはポータルサイトを使うと良い
これらのポイントを押さえれば、出張シェフはメリットも多く、今の時代に合った働き方ができるサービスだと思います。
ぜひ、出張シェフにチャレンジしてみて下さい。
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
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