野菜仕入れ

飲食店におすすめしたい野菜の仕入れ方!注目の規格外野菜とは

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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。

金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。

 

最近、野菜の値段がじわじわと高くなっていますよね。

一般の方も値段の高騰に頭を悩ませるところですが、飲食店経営者にとっても頭の痛い問題です。

野菜は、料理に彩りを添えることにも活躍しますし、野菜が主役になるメニューもあります。

特に女性向けのメニューには野菜の存在が必要不可欠です。

今回は、そんな野菜の仕入れ方法について見ていきます。

 

こんなときだからこそ!飲食店の野菜メニューの魅力

ちびすけ
野菜がたくさん入ってるとヘルシーなイメージで頼みたくなるんだよね

料理がよりおいしそうに見えるのは、野菜の持つ力が大きいことです。

特に赤、オレンジ、黄色食欲をそそる色として料理には欠かせません。

ちびすけ
トマト、パプリカが入ってると、とっても鮮やかでおいしそう
いちごいちえ
入っているのとないのとでは全然違う料理に見えるよね

 

特に日本では「目で楽しむ」という言葉があるように、見た目の美しさも美味しさに大きく関わってきます。

また、野菜が高いときほど飲食店の野菜をたくさん使っているメニューに人気が出ることもあるので、高いからと言って使わないというのはやめましょう。

 

飲食店での野菜の仕入れ先

 

とはいっても、やはり原材料はコストの大部分を占めますから、少しでも安くおいしいものを仕入れたいですよね。

飲食店での野菜の仕入れ先はいくつかあります。

それぞれのポイントを見ていきましょう。

  • 飲食店の仕入れ先 ①スーパー
  • 飲食店の仕入れ先 ②八百屋
  • 飲食店の仕入れ先 ③卸売り専門業者
  • 飲食店の仕入れ先 ④市場
  • 飲食店の仕入れ先 ⑤農家
  • 飲食店の仕入れ先 ⑥自家農園

飲食店の仕入れ先①スーパー

まずは、一般の方も使うスーパーマーケット。

こちらは普通のご家庭ではよく使いますが、飲食店での仕入れ先としてはおススメではありません。

理由としては値段が高いことが挙げられます。

メインの仕入れ先をスーパーにするのはコストがかかり、あまりおススメ出来ませんので、急遽、材料が足りなくなってしまったときに使うくらいが良さそうです。

いちごいちえ
家庭料理で使う量と飲食店で使う量は全然違うから、少しの値段の差でもコストが大きく変わってくるよ!

 

飲食店の仕入れ先②八百屋

野菜の専門店、八百屋さん。

品ぞろえも豊富で、野菜に関する知識も豊富です。

契約によっては配送サービスを頼むこともできます。自分の目で野菜をチェックすることはできませんが、野菜のプロにお任せできるので、安心して注文することができます。

いちごいちえ
配送サービスはお店にいながら注文、受け取りができるのも大きなメリットだね!

 

飲食店の仕入れ先③卸売専門業者

卸売専門業者は規模の大きな八百屋さんと思っていただければイメージしやすいと思います。

天気の影響を受けやすい野菜を、安定して流通させてくれるのが卸売専門業者の役割です。

野菜は、収穫量によって価格の変動が大きく変わってきますが、大量に野菜を仕入れ、しかるべき場所で保管することによって安定した価格で必要な時に必要なだけ、供給できるようにしてくれています。

「野菜が高いからメニューの値段を高くする」「野菜が仕入れできないからこのメニューは出せない」などの、メニューを変更しなければならないかも…という不安もなくなります。

いちごいちえ
卸売専門業者の中には年中無休で営業しているところもあるから、飲食店にとってはありがたいね。

 

飲食店の仕入れ先④市場

市場は、全国からいろんな食材が集まります。

ベテランの仲卸さんから話を聞くことができ、おススメの野菜を選んでもらう事もできます。

新鮮で種類も豊富、さらに目利きのプロからアドバイスをもらえるのが大きなメリットです。

いちごいちえ
旬の食材は市場で選ぶのもいいね

 

飲食店の仕入れ先⑤農家

野菜は、農家から直接野菜を仕入れることもできます。

生産者の顔が見えるというのは、飲食店にとってはお客様に安心感を与える魅力の一つになります。

直売所で野菜を購入するほかにも、農家と契約して仕入れたり、ネットショッピングで野菜を販売している農家さんから仕入れることもできます。

ちびすけ
契約農家を持つことは飲食店の大きな魅力になるよ
いちごいちえ
ネットアプリで野菜を販売している農家も近頃は増えているよ

 

飲食店の仕入れ先⑥自家農園

いっそのこと自分で育てた野菜を使ってみるのもアリです。

しかし、全部を自家栽培するのは、手間も時間もかかって大変です。栽培するための場所も必要となります。収穫できるまでも多くの時間がかかります。

飲食店で栽培を考えるのであれば、プランターで育てることができる野菜や、比較的手をかけずに育てられるハーブ類を栽培して料理に添えてみることから始めてみてもいいかもしれません。

いちごいちえ
自分で育てた野菜を料理に使うのはお店のアピールポイントにもなるよ

 

注目!規格外野菜

 

ここまで、野菜の仕入れについて見てきましたが、仕入れる野菜自体を考えてみてもいいかもしれません。

売っている野菜ではなく、廃棄されてしまうかもしれない野菜。

今、注目を集めている「規格外野菜」です。

ポイント

規格外野菜とは、大きさや形の基準を下回ってしまったために、市場に出しても売れずに捨てられてしまう野菜のこと。

市場に出る野菜の約2割は規格外野菜として処分されている現実があります。

また、規格外野菜の中には市場に出回らないまま捨てられてしまうものもあります。

規格外野菜と言っても見た目や大きさが農協基準の規格外というだけで、味には問題はありません。

味に問題がないのであれば調理してお客様に提供することもできます。

コストカットもでき、農家の方も喜んでくれるので一石二鳥です。

廃棄野菜、食品ロスの説明会に参加することで規格外野菜の情報を得ることもできます。

ぜひ規格外野菜の活用を検討してみてください。

 

まとめ

今回は野菜の仕入れ先について見ていきました。

様々な仕入れ先がありますが、仕入れる量や、時期、品質などそれぞれで違った強みを持っています。

野菜の種類によって仕入れ先を変えてみるのもいいかもしれませんね。

また、規格外野菜をうまく活用して、コスパ良く賢く仕入れを行ってみてください。

 

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