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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
コロナ禍で、デリバリーで食事を頼むことが以前よりも身近になりましたね。
そんな今、増えてきているのがゴーストレストランです。
ゴーストレストランはフードデリバリーサービスや、シェアキッチンの普及により利用が広まりました。フードデリバリーのサービスは、通常の店舗型の飲食店だけではなく、店舗を持たない飲食店でもデリバリーのサービスができます。
そのため、ゴーストレストランでも利益を得ることができます。
今、そんなゴーストレストランの開業を考えている人が増えています。
ゴーストレストランとは
目次
ゴーストレストランというのは、客席のないレストランのことです。電話やインターネットで注文をができ、デリバリーだけで料理を提供することができます。
コロナ禍でのデリバリーの需要の増加により日本でも増えてきています。
店内で料理を提供する必要もなく、対面での接客がないため、新型コロナウィルスの流行にも左右されず、営業することができます。
一見似ているようにも見えますが、実はテイクアウトとは大きな違いがあります。
テイクアウトは、顧客がお店に料理を取りに行く必要がありますが、ゴーストレストランは料理をデリバリーしてもらえるため、顧客と直接関わることがありません。
顧客の立場から見ると、家にいながら飲食店の料理を注文でき、配達してもらい食べることができる、というとっても便利なものなのです。
ゴーストレストランは、開業するのにもコストを抑えることができるので、飲食店の開業を考えている人にはハードルが低く、参入しやい事業と言えます。
ゴーストレストランの開業にかかる費用はどのくらい?
ゴーストレストランは、提供するメニュー、開業するパターンにもよっても変わりますが、50~300万円ほどで、開業することができます。
開業するのには3つのパターンがあります。
①調理する物件を契約する場合 ②クラウドキッチンの運営会社と契約しキッチンを借りる場合 ③元々経営している飲食店を利用する場合
ゴーストレストランでは過去記事でも紹介しています。
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調理する物件を契約する場合
ゼロからゴーストレストランをスタートする場合、物件を持つか持たないかで大きく初期費用が変わってきます。
物件を持つ場合、かかる金額は数百万円〜一千万円ほどです。
物件取得をするため、まずその店舗が商業地区に入っているかを確認、開業可能であれば電気やガスを引いたりのインフラ工事をします。さらには重機や備品を揃えることもしなければなりません。
やることは通常の飲食店開業と同様になり、数百万円から一千万円ほどかかることもあります。
メリットとしては、キッチン設備や導線など、自分好みにできるという点があげられます。
初期費用を下げるなら、居ぬき物件を探しましょう。
また、配送のことを考えるとあまり郊外へと離れるわけにもいきませんが、通常のお店と違いアクセスの良さは必要無くなります。
この2点を押さえれば、通常の飲食店の開業よりも物件費と内装費をかなり抑えることができるでしょう。
クラウドキッチンの運営会社と契約しキッチンを借りる場合
クラウドキッチンを借りるメリットは、圧倒的に初期費用を押さえることができる点です。
クラウドキッチンの運営会社と契約する費用は前家賃と保証金を合わせて、約40万~100万円ほどでできます。これは、場所や広さによっても変わってきます。
厨房設備が揃っている場合が多く、物件取得費や内装工事費などが必要なく、資金を抑えての開業が可能になります。
元々経営している飲食店を利用する場合
今のコロナ禍でなかなか店への集客ができない中で既にデリバリーを始めている人も多いかもしれませんね。
お店の売り上げの割合にもよりますが、通常の飲食店の形で営業するには、接客への人員や時間を確保し続けなければいけないのが頭の痛い所。
むしろ、お店の営業時間を短縮したり、開店日を減らしたりと店内飲食を減らしつつ、ゴーストレストラン化していくのも一つの手でしょう。
元々の経営する店舗があり、新たにデリバリーを始める場合は、配送方法を考えるだけで始めることができます。
配送方法は自分で行うのも良いですし、最近は出前館やウーバーイーツなど配送のみを受けてくれるサービスはたくさんできています。
その場合はプラットフォームとの契約や注文を受けるためのタブレットの準備は必要になります。
ゴーストレストラン開業に許可は必要?
開業に必要な許認可には、「⾷品衛⽣責任者」、「防⽕管理者」、「営業許可書」などがあります。
自社の方でも取得しておくとデリバリープラットフォームとの契約がスムーズに行われるため、取得しておくといいでしょう。
⾷品衛⽣責任者 受講費用 | 教材費込み10,000円前後 |
防火管理者 受講費用 | 7,000~8,000円程度 |
営業許可 申請費用 | 15,000~20,000円程度 |
ゴーストレストランのメリット・デメリット
ゴーストキッチンの開業にはメリット・デメリットがあります。
メリット
開業費用を抑えられる
内装や外装の見栄えを気にする必要はありませんし、テイクアウト用の容器を使うので、食器やカトラリー等の備品を準備する必要もありません。
店舗にはテーブルや椅子も不要、レジも用意しなくても営業できます。
物件のほかに用意するものがかなり少ないため、開業費用はかなり抑えることができます。
経費を削減できる
一般的な飲食店経営にかかる経費「店舗家賃」「光熱費」「食材費」「人件費」のうち、ゴーストレストランは「店舗家賃」「光熱費」「人件費」を抑えることができます。
デリバリーで料理を提供できるため、立地にこだわる必要もなければ、店舗での接客もないため、従業員を雇う必要もありません。
悪天候に売り上げを左右されない
一般的な飲食店は天候によって客足が遠のくことがあります。しかし、ゴーストレストランは悪天候に影響を受けることがありません。
逆に悪天候の日にはいつも以上に利用する人が増え、注文が増えることによって売り上げが上がる可能性が見込めます。
新しいメニューを取り入れやすい
一般の飲食店では、新しいメニューを取り入れるときにはメニュー表を新しく作り直すなど、準備に時間がかかります。
しかし、ゴーストレストランでは、タブレット内にメニューを追加するだけで、簡単に新しいメニューを取り入れることができます。
デメリット
集客がしづらい
実店舗を持たないため、料理以外の魅力を伝えることができません。
一般的な飲食店に比べて、アピールがしづらいため、集客が難しくなります。
お客様とのつながりが作りづらい
お客様が来店することがないため、コミュニケーションをとる機会がありません。
お客様とのつながりを作ることが難しいため、「リピーターとなったお客様がほかの方を紹介してくれる」といったことが難しくなります。
デリバリーサービスのシステム使用料がかかる
システムを使用するためにシステム使用料として、手数料がかかります。これは30~40%ほどかかります。
デメリットの解決策
では、そのデメリットを解決するにはどのような方法があるのでしょうか。
・ウーバーイーツなどのデリバリーサービスで、自店が上位に検索されるようにする
・チラシをポスティングして、お店の存在を知ってもらう
・商品の値段設定を考える
上位表示されるためには
上位表示されるためにはそのデリバリー会社のサイトのアルゴリズムを理解する必要があります。
最低限やっておいた方がいいこととしては
・メニューに写真を付ける
・営業時間にはオンラインにしておく
・メニューの数を15品以上作っておく
・メニューの商品説明を記載しておく
・品切れになるとキャンセル率が上がってしまうため、品切れにならないよう工夫する
になります。必ず守るようにしましょう。
ポスティング
エリアの特性やチラシの内容など、ノウハウを駆使して効果を狙うことができます。
チラシの内容をデリバリーサービスサイトの利用を促すものにするとさらに良いでしょう。
商品の値段設定を考える
システム使用料がかかることを加味して商品の値段設定をしましょう。
商品の30%~40%が手数料となりますので、それを踏まえ、利益が出るように設定することが大事です。
まとめ
ゴーストレストランを開業するのは、一般の飲食店を開業するより金銭面などのハードルは低いです。
さらにコロナ禍の今、需要は高まっています。
メリット・デメリットを考慮して、ゴーストレストランでの開業も検討してみてはいかがでしょうか。
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
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