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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
こじんまりした小さなバーを一人で営み、大儲けできなくてもお店を維持しつつお小遣い程度のお金が残れば・・・こんな事考えた事ありませんか?
私もその一人ですが、ネットで調べても開業資金に数百万はかかるって書いてあるし、居抜き物件で初期費用を抑えても来客がなく数ヶ月で閉店してしまったらどうしよう。色んな事を考えると一歩が踏み出せずに結局断念。
石橋を叩き割って渡れず・・・です。
では、どうしたら実現できるか?今回はバーの開業資金を押さえる方法や成功のコツについて探ってみたいと思います。
まずはこちらから。
結論:開業資金を安くおさえるには?
目次
開業資金といえば、物件から始まり内装費、外装費、設備費、備品類、広告費など様々な費用が掛かりますが、その中でもインパクトが大きいのはやはり「物件(家賃)」と「内装費・設備費」です。
考えるまでもないですが、物件(家賃)以外でのコストを減らす事が一番なので、開業資金を押さえるには居抜き物件一択です。
因みに居抜き物件とは前テナントの設備・家具・調度などを残したままの物件のこと。前が飲食店をやっていた居ぬき物件であれば、調理場やトイレなど基本的な設備が整っていますから、設備費用が大きく節約できます。
そして、何より店の大きさ!こちらを抑えれば家賃は下がる!のですが・・・小さいお客様を多く収容できません。
つまり儲けが少なくなるんですね・・・悩ましい。
でも、実はそれで良いんです。小さなバーであれば規模が小さいので、なんなら一人でも回せます。
開業資金はもちろん、人件費から光熱費などのランニングコストも抑えることができます。
また、こじんまりしたお店はお客様との距離感も近くなります。来てくれるお客様を覚えることができますし、常連さんがつくりやすいというのが小さなバーの魅力です。
お客様が5、6人入れば良いというスタンスであれば物件は2、3坪あれば十分。
この大きさの物件であれば、かなり家賃を押さえて始めることができます。
「でも本当に少人数しか入らないお店でやっていけるの?」
そう思う方、多いですよね。
私は若かりし頃、毎夜大阪ミナミで飲んでいました(笑)。そんなミナミエリアで人気の小さなバーがありますので、例として見てみましょう。
大阪ミナミの法善寺横丁にある「Bar Core」です。
実例!こじんまりした小粋なバー
店内はと言うと、1.5~2メートル四方程でお客様も6人が限界です。でも毎夜満席で待ちまであります。
立地も良く、かなりオシャレ、超本格的なバーと三拍子揃っているので超人気なのも頷けます。
しかし、例にはあげましたがあくまでもお店の大きさを感じていただきたかっただけです。
立地的に家賃はそれなりにお高いでしょうし、こじんまりしているとはいえ外装、内装にお金をかけている感はありますので、開業資金を押さえたい人には参考にはならないかも。
こんなにオシャレでなくても、十分お客さんが集まるお店は作れます。
小さなバーの成功の秘訣とは?
様々なニーズをつかむ「コンセプトバー」
次に、バーについてですが、昨今色々なバーが存在します。
少し前は「コスプレバー」「ダーツバー」「ガールズバー」「ニコニコバー」「ジョジョバー」「相席バー」「シーシャバー」エトセトラエトセトラ・・・
最近ではそれらをひっくるめて「コンセプトバー」と呼ばれているとか。恐らく色々増えすぎたので、「コンセプト」とまとめられたのでしょう。
この「コンセプト」はもちろんお店の「コンセプト」なのですが、お客様のニーズに直結しているんですね。
昔はバーというと落ち着いた雰囲気で熟練のバーテンダーがシェイカーを振り、オシャレなオリジナルカクテルを出してくれる、といったイメージがありました。
まさに上記であげた「Bar Core」そのもののイメージです。ちょっと小さいですが。
しかし、現在は「バー」=「お酒が飲める場所」と言うニュアンスで使われています。ガールズバー等がいい例でシェイカーを振れないのにバーテンダーを名乗っていますし、バーを店名に掲げています。
ガールズバーのバーテンはカクテルを作れなくても良いのです。おしゃべりがお仕事ですから。お客様のニーズというやつですね。
もちろんカクテルを作れるバーテンもいたり、お酒をそろえているガールズバーもあります。
ニーズを押さえるということがとても重要です。
では、小さなバーにはどんなコンセプトのお店があるのでしょう。
徹底的に開業資金を押さえたい人のために、もう一つの例をあげてみましょう。
実例!開業資金10万円のバー!?
前述しましたが、私は若かりし頃によく飲み歩いていました。というのもミナミで夜に働いていたからなのですが、仕事が終わってから飲みに行くところが結構ないんです。
朝の7時までだったり、そもそも夜の街ですし。そんな時に良く通っていたのがカウンターのみ、ぎゅうぎゅう詰めで6、7人しか入れないボロボロのバーでした。
店主は18歳の男の子一人だけ。
飲みにいくお店がなく、たまたま入った店でしたが仕事終わりに毎日飲みにいくようになりました。
なんと!メニューは缶ビール数種と乾き物のスナック類のみ!
毎日のように通いましたが満席で入れない事もよくありました。
その子に開業資金を聞いたところ「10万くらいですかね~」って。そりゃ嘘でしょって思いました。ってか言いました!
彼曰く、かかったお金は家賃と中古のショーケース冷蔵庫と缶ビールとお菓子類のみ。前述しましたがボロボロの平屋だったので東心斎橋といえど家賃がかなり安かったようです。
店内も薄暗く目を凝らしても良く見えず、何かが居てもわからない(笑)。
しかもメニューが缶ビールとお菓子のみなので、居抜き物件でなくても冷蔵庫とコンロさえあれば問題なし。
納得でした。
私が思うに彼の成功した理由は大きく3つあると思います。
- 外観・内観に囚われずこのメニューだけでバーを経営しようと考え、実際に経営した行動力。
- 「飲めるところがない」というニーズを掴んだこと。そのニーズの中にお金を湯水の如く使う層(夜働いている人々)がいた事。
- お客様にかわいがられる「人柄」。一応ですが、男の娘ではありませんよ(笑)
このお店の場合のコンセプトはまさしく「気軽に行って飲める場所を提供する」といったところでしょうか。
コストをギリギリまで押さえた上で、しっかりとニーズをつかみ成功しています。
まとめ
開業資金をどう抑えたらよいかの結論は、「物件にかかるコストをどれだけおさえられるか」につきるのではないかと思います。
そんな事はわかっている!と聞こえて来そうですが(笑) 外観、内観を意識しすぎないように、むしろその点を考慮しなければ格安物件も見つかることでしょう。
メニューも最初から多くするのではなくリクエストがあれば徐々に多くしていけば良いのです。
小さなバーであればお客様との距離も近くなるので、むしろお客様からお酒の要望があれば、その銘柄を仕入れてあげれば特別感が出て喜んでもらえます。
ボトルキープという形を取るのも良い手ですね。
また、どこに開業するかのマーケティングも勿論必要でしょう。こじんまりしたバーをするならミナミのど真ん中、東心斎橋は避けたほうが良いでしょうね。
ライバルが多すぎるので(笑)お客様の当てがあるなら別ですが。
やはり大事な事は、客層を絞りお客様のニーズを掴む事ではないでしょうか。
このあたりには飲めるところがない、この時間帯は店がやってない、ちょっとだけ飲んで帰りたい、女の子とおしゃべりしたい等々色々ニーズがあります。
開業予定の近場の飲み屋に行って他のお客と仲良くなって聞いてみる、といったマーケティングをするのも一つの手かもしれません。
ある程度方向性が見えれば後は前進あるのみです。
先ずは、「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」です。
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。