売れるメニュー名のつけ方とは？売上増加のための6つのポイント！

「味は美味しいはずなんだけど、注文してもらえない」

「なかなか売上が伸びないなぁ」

料理には自信があるのに、なかなかお客様に注文してもらえないということはありませんか？

その原因はメニュー名かもしれません！

売れるメニュー名には、ちょっとしたコツがあるんです。

ネーミングを少し工夫するだけで、お客様の目に留まりやすくなり、注文につながる可能性が高まります。

この記事では、具体例も交えながら、お客様がつい注文したくなるような、売れるメニュー名のコツについて紹介していきます。

メニュー名はなぜ重要？　

メニュー名はなぜ重要なのか？

それは売上に影響するからです！

どんなにおいしい料理を作っても、お客さまに注文してもらえなければ、売上にはつながりません。

例えばこんなメニューがあったとしたら、あなたはどちらを注文しますか？

2つを見比べてどうですか？

「オムライス」よりも「新鮮卵を使ったふわとろオムライス」の方が、こだわりの卵を使った、ふわふわでとろとろなオムライスというイメージがわきますよね。

メニュー名だけで、どんな料理なのか、どこにこだわっているのかが一目で分かります。

店員さんから説明を聞かなくても、お客さんの想像力を掻き立て、どんな料理なのか想像できるネーミングこそ、お客様がつい注文したくなるメニューです。

メニュー名だけで料理へのこだわりを感じられるような工夫をすることが、売上アップにつながります！

メニュー名をつける時の注意点！

メニュー名をつける際の注意点があります。

注意するポイントは2つです。

これらの点に気を付けて、お客様がつい注文したくなるようなネーミングを考えていきましょう。

お店のコンセプトを壊さない

注意点の1つ目は、お店のコンセプトを意識したメニュー名をつけることです。

健康志向のヘルシーな料理のお店なのか。

若者向けの可愛らしい店舗なのか。

学生やサラリーマン向けのがっつり料理を提供するお店なのか。

こういったお店のコンセプトを壊さないような、ネーミングを考えていきます。

店舗の雰囲気・客層・価格帯を意識してネーミングをつけると、お店自体の統一感にもつながります。

ただし、高級店の場合はネーミングにこだわりすぎないことをおすすめします。

なぜなら、シンプルにメニューを伝えた方が、高級感やこれぞ王道！といった本物感が出るからです。

メニュー名を考える際は、是非お店のコンセプトに合った料理名を工夫してみてください。

長くなりすぎない

こだわりすぎて、メニュー名が長くなりすぎるのも問題です。

美味しそうなのは伝わりますが、ちょっと長すぎます。

料理や食材のこだわりを全てメニュー名に入れるのは、メニュー表を見た時に見づらくなります。

注文するときに、あまりに長いのも変ですしね。

その場合は、メニュー名と説明書きのように、分けて記載するとすっきり見やすいメニュー表になります。

手間暇かけた料理の美味しさを伝えたい気持ちは分かりますが、見やすいメニュー表にするのも大事なポイントです。

料理名の長さは、メニューの見やすさを意識して、ほどほどにしておきましょう。

売れるメニュー名にする6つのポイント

売れるメニューの名前をつけるには、6つのポイントがあります。

料理に自信はあるのになかなか注文してもらえないとお悩みの場合は、これらのポイントを参考に、メニュー名を工夫してみてください。

ポイントをおさえて、お店の売上アップにつなげましょう！

1，人気・定番・看板

人気・定番・看板は、お店の売りになるメニューに付けます。

これらのキーワードは、初めてお店を訪れたお客様が注文しやすくなる言葉です。

どの料理を注文しようか悩んだら、まずはお店の目玉となる料理を食べてみたくなりますよね。

自慢の料理をまずは味わってもらい、次回来店の際は、違う料理を頼んでみようと思ってもらえれば、リピーターにつながる可能性も高まります。

2，産地・鮮度・季節感

次に、メニュー名に食材の産地や鮮度、季節感を表す言葉を入れる方法です。

産地名をメニューに記載するのは、食材へのこだわりや、お客様にとっての安心感にもつながります。

地元県産の食材を使っている場合は、地産地消をPRできるので、地元客や観光客向けにもなります。　

鮮度を表現するキーワードをとりいれるのもおすすめです。

食材の鮮度の良さや、みずみずしさがお客様に伝わりやすくなります。

また、季節感を表現するのも、旬の食材を使ったり、季節にあったメニューを提供していることがアピールできます。

季節を意識したメニュー内容は、時期ごとにお店を訪れる楽しみにもつながるので、リピーター作りのきっかけにもなりますよ。

3，調理法

3つ目は、メニュー名に調理法を取り入れる方法です。

こういった言葉をいれることで、調理方法へのこだわりや、丁寧に料理していることがお客様にも伝わります。

4，味や食感

味や食感を取り入れるのもおすすめです。

これらの言葉は食べる前から、どんな味なのか、どんな食感なのかイメージしやすくなります。

視覚や味覚といった五感を刺激する言葉は、食欲もそそります。

料理を待つ間も、お客様がわくわくするようなキーワードを入れるのもおすすめです。

5，限定

限定と書いてあると、つい「食べておかなきゃ！」と思いませんか？

今食べておかないと損をしてしまうという心理が働くからです。

限定という言葉は、特別感も演出してくれます。

先ほどの「季節」のキーワードと同様に、季節によって限定のメニューがあるということは、お客様に再度来店してもらいやすくなります。

次の季節にはこんな料理を提供する予定ですということも併せてPRしておけば、お店の宣伝にもなりますよ。

6，キャッチーさ

キャッチーなネーミングも、お客様をひきつける言葉になります。

長いメニュー名を省略したり、可愛い響きにしたネーミングは、特に若い世代に受け入れられる傾向があります。

例えば、マクドナルドのハンバーガーの名前です。

「グラコロ」や「てりたま」など、お店独自のネーミングは、お客様の目を引きます。

キャッチーな名前は、料理や商品に親しみやすくなります。

また、お客様の印象にも残りやすく、お客様同士の会話でも話題になりやすいです。

ただし、キャッチーなネーミングは話題性は出ますが、安っぽさにもつながります。

お店の雰囲気を壊さないよう、コンセプトや客層・価格帯に合わせて使ってみてください。

キャッチーな料理名は、お店のオリジナリティも出るので、コンセプト次第では考えてみるのもありですね。

料理の良さをお客様にどう伝えるか。

ちょっとした工夫次第で、メニュー名から料理へのこだわりが見えてくるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

売れるメニュー名のポイントを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

メニューを見ただけで、ワクワクするようなネーミング。

食べる前からお客様がイメージできるようなメニュー名。

少しの言葉を足すだけで、料理の美味しさやこだわりがお客様に伝わるメニュー名になります。

どんな料理なのか想像できるネーミングこそ、お客様がつい注文したくなるメニュー名です。

お客様の興味をひくようなメニューは、再来店してもらえるきっかけにもなり、売上アップにつながります！

料理には自信があるけど、売上につながらない！という場合は、よかったらこの記事を参考にメニュー名を工夫してみてください。