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飲食店業態変更に補助金・助成金は8月まで!業態転換等補助金とは!

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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。

金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。

 

飲食店の業態変更を検討している飲食店オーナーの皆さんに朗報です!

この度、業態変更にとても画期的な補助金が登場しました!

その名も業態転換等補助金です。

業態変更は小さいものから大きいものまで、出費がつき物ですよね。

ここは是非、「業態転換等補助金」を賢く利用して、店舗の売上を伸ばしましょう。

 

この記事では「業態転換等補助金」の概要やポイントをわかりやすくまとめました!

業態転換に補助金・助成金を検討している飲食店オーナーのみなさん、是非最後までご覧ください。

飲食店の業態変更には補助金・助成金を!

 

前回の記事では、飲食店の業態変更の方法を紹介しました。

業態変更をすることで、業績改善が望めるということがお伝えできる内容になっています。

飲食店の業態変更アイデア10選!大ヒットに繋がるポイントを紹介!

続きを見る

しかし、業態変更には少なからず費用がかかってきますよね。

業態変更を行う場合の、ざっくりとした費用が以下の通りです。

店舗改装 1坪あたり30~50万円
ECサイト設立 10万円~
テイクアウト用容器 一食につき、25~100円
キッチンカー 車両購入した場合は100万円以上
営業許可の申請・変更 1万円~

営業許可の申請は見落としがちですが、ほとんど必要になるといって間違いありません。

是非、国が保証してくれる補助金や助成金を活用しましょう!

今回は、2022年6月に公募された補助金「業態転換補助金」を紹介していきます。

 

飲食店の業態変更に業態転換等補助金

画像引用元:農林水産省

早速、業態転換等補助金について確認していきましょう。

こちらの補助金は農林水産省より発行される補助金です。

通常の補助金と違うポイントがあるので、是非こちらをご確認ください。

 

 

概要

業態転換等補助金は、補助率1/2 補助上限額は最大1000万円の補助金です!

今までの補助金と大きく違うのは、共同事業者が必須という点です。

対象となるのは、業態変更を検討している飲食店。

飲食店の規模は中小・中堅規模です。

以下、詳しく掘り下げていきます。

 

対象者

 

対象となる店舗は、以下の全てが当てはまる店舗です。

  • 中小・中堅規模の飲食店
  • 飲食店の営業許可を持っている
  • 感染予防対策の第三者認証を取得・申請済みである
  • 接待を伴わない飲食店
  • コロナ前から営業している店舗

接待を伴わない飲食店とは、風営法における1号~3号営業の店舗と、ナイトクラブ等の店舗になります。

コロナ前は、令和元年以前となります。

中小中堅企業の定義は以下の通りです。

【中小企業】資本金5千万円以下、または従業員が50人以下。

【中堅企業】資本金額または、出資総額が10億円未満。もしくは従業員数2000人以下。

 

 

画像引用元:農林水産省

 

条件①感染症防止対策が前提

補助金給付の条件は、新型コロナウィルス等の感染症拡大防止対策が大前提です。

感染症防止対策を行う為の、飲食店の業態転換が必須条件ということになります。

業務転換のポイントは以下の2点です。

  • 商品・サービスの内容を変える
  • 商品・サービスの提供方法を変える

詳しい例は農林水産省のHPに提示してありますが、おおよそ以下のような内容です。

商品・サービスの内容を変える

  • お一人様向けメニューの開発
  • お弁当メニューの開発
  • リモートワーク設備を整える
  • 休業日にお料理教室を開く

商品・サービスの提供方法を変える

  • 24時間営業可能な自動販売機器の設置
  • ECサイトを作る
  • テイクアウト用の受け渡し窓口を整備する
  • 宅配する設備を整える

このような業態転換を行う上での、必要経費を、最大1000万円まで補助してくれます。

何度も申し上げますが、感染対策が紐づいている、ということが必須です。

 

条件②共同事業者

他の補助金を違う、最大のポイントは、共同事業者が必要という点です。

共同事業者とは、資本関係人ない他の事業者と定められています。

主に以下のような方の事を指します。

  • 金融機関
  • 経営コンサルタント
  • 建築会社
  • システム会社

業態転換は、申請する飲食店が個人で勝手に行ってはいけません。

店舗の改装をDIYをしたり、個人の知識のみでECサイトを設立してはいけない、ということです。

  • 新メニュー開発するならば、販路拡大が望めるか否かをコンサルタントに相談して、プロの指示を受けること。
  • 店舗を改装するなら建築業者に依頼すること。
  • ECサイトを設立するなら、システム会社に依頼すること。
いちごいちえ
業態転換は、プロのアドバイスのもとで行って下さいね!

共同事業者を1社以上付与すること。

これが、この業態転換等補助金の、最大のポイントです!

 

対象経費

対象となる経費は以下のような内容です。

メモ

事業に関わる建築費、機械装置、システム構築費

技術導入費、専門家経費、運搬費、外注費

広告宣伝費、販売促進費、研修費

委託費、・・・・・・etc

建物費も対象です!

内装を変えたり、テラス席を設けたりする場合の建築費も、補助対象というのはなかなかありませんでした。

内装・設備を変えたくても、費用の関係でなかなか手が出せなかった飲食店オーナーさんも多いのではないでしょうか。

建て替えを検討しているならば、この機会を逃す手はありません!

 

補助対象とならない経費

補助対象にならない経費がありますので、注意して下さい!

補助対象にならないのは以下の6点です。

  • 不動産購入費
  • 自動車等の車両購入費(修理・車検含む)
  • 汎用性があり、業態変更の目的以外にも使用できる機器
  • 事業の運営費や経営費など
  • 公募資料等の作成・提出に関わる費用
  • 消費税等の税金

キッチンカーの購入はNGですが、キッチンカーの改造はOKです。

汎用性がある機器とは、スマホやタブレット、PCなどです。

購入はNGですが、業態転換期間のみのリースやレンタルにかかる費用はOKです。

 

 

申込期間

申込みはすでに開始しています。

注意ポイント

2022年6月15日(水曜日)~8月1日(月曜日)

無料のQ&Aセミナーは残念ながら申し込み締切りしていますが、今後再び再開されるかもしれません。

より詳しい概要を知りたいという場合は、農水省のサイトをご確認下さい。

 

 

画像引用元:農林水産省

 

注意点

注意点は、こちらは補助金であるということ!

応募から公布までにはかなり時間がかかります。

採択事業者やの連絡は、令和4年9月初旬頃を予定されています。

また、応募内容の審査が通り、採択を受けるまでは事業を開始してはいけません!

採択を受けてから、初めて事業を開始します。

このときの事業内容を、実施結果報告書として提出します。

こちらを踏まえて、再び確定検査され、補助金額が確定し、お支払いされます!

 

注意ポイント

  • 採択されるまでは事業を開始してはいけない
  • かかった金額の1/2が必ずもらえるわけではない

この2点を念頭に、補助金の申請を検討してくださいね。

 

補助金・助成金の申請には税理士を!

過去の記事では、税理士を活用するメリットを沢山紹介しています。

税理士を雇うメリットは以下の5点です。

  • 融資が有利に受けられる
  • ビジネスマッチングの可能性が広がる
  • 本業に専念出来る
  • 補助金・助成金の情報をいち早く知れる
  • 難しい書類も、不備なく提出できる
飲食店の開業に税理士は必要?雇用するメリットとデメリットを解説! 

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初期投資は多少かかっても、税理士を雇うことでもたらされるメリットは計り知れません。

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飲食店の業態変更には補助金・助成金を!まとめ

農林水産省が発表した業態転換等補助金をわかりやすくまとめました!

より詳しい内容は、農林水産省のHPや公募要領をご覧ください。

しかし、この記事を読んでいただいている飲食店オーナーさんは、難しい書類などが苦手ではありませんか?

補助金の内容を全て把握するのは難しく、書類提出も大変です。

初期費用がかかりますが、ぜひ、税理士を雇うことを心からおすすめします。

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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。

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