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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
飲食店の経営に行き詰まっていませんか?
売上がなかなか伸びず、悩んでいませんか?
そんな飲食店オーナーさんへ、今こそ業態変更のチャンスだとお伝えします!
飲食店では、お店のジャンルを変更したり、新たに新サービスを始めたりすることを「業態変更」または「業態転換」と言います。
今回はそんな、業態変更のアイデアを様々な視点から調査しました!
業態変更を検討しているというオーナーさんは、是非こちらを参考にしてみて下さいね。
飲食店の業態変更【ポイント】
目次
以前にも業態転換の記事で支援金制度などのご紹介しましたが、改めて飲食店の業態変更のポイントを確認していきましょう。
まず抑えておきたいポイントは4点です。
ポイント
- 課題は何か?
- ターゲットは誰か?
- メニューはニーズにあっているのか?
- 資金に余力はあるか?
闇雲に業態変更を考えるのは得策ではありません。
ここで今一度、現在のお店の状況を確認をしてみてくださいね!
【課題】の明確化
まずは課題を明確化にすることで、業態変更の方向性が見えてくるはずです。
多くの場合、売上を増やすためにどうしたらいいのか、お悩みだと思います。
客層の見直しで、ニーズを炙り出しましょう。
女性客を狙うのであれば、映えるメニューや店舗改装も視野に入りますよね。
ママ層を狙うのであれば、ランチしやすいテーブル席や、乳幼児対応のメニューやスペースが求められます。
黒字だけど、もっとお客さんを増やしたい場合は、新サービスの検討が効果的でしょう。
店舗の現状を知り、課題を明確化することで、初めて新たな業態変更の可能性が見えてきます。
【ターゲット】の一本化
ファミリーレストランのように、あらゆる客層をターゲットにしていませんか?
あらゆる客層のニーズに応えたいという気持ちは素晴らしいことです。
しかし、もし売上の伸び悩みに悩んでいるとしたら、まずは客層をぐんと絞りましょう。
男性か・女性か。
20代か・30代か、はたまた60代か。
お金持ちか、サラリーマンか、学生か。
どんな人が、あなたのお店に足を運んできてくれたら、応えられそうですか?
私も「にんにくましまし」にしますが!
次の日が予定がないお休みの日じゃないと、食べれません!
あなたのお店にマッチした客層を、できるだけ細かくイメージしてみてくださいね。
【メニュー】の専門化
メニューが多すぎではありませんか?
ファミリーレストランのように、和食から洋食、うどんやラーメン、メキシカン料理やアジア料理まで、様々なニーズに応える飲食店になってはいませんか?
ポイント
売上に伸び悩んでいる場合、メニューの専門化を目指しましょう。
専門化することで、新たな客層はあなたのお店を鮮明にイメージ出来ます。
良い例が、インドカレー屋さんではないでしょうか?
インドカレーを一本筋に、マトンやダルなどの具材ので勝負していますよね。
インドカレーを食べたい人は、インドカレー専門店に目を通すはずです。
どこにでもあるファミレスのような感じではなく、うまく特徴を伝えられるお店だと、検索もされやすくなります。
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【資金】は大丈夫?
業態変更をするだけの、資金に余力はありますか?
メニューの新開発や、新事業のための改装など、業態変更する場合、資金は必ず必要になってきます。
もし資金が心細いという場合でも、融資が受けられる可能性があります。
金融機関の利用や、そもそもの運転資金の見直しも検討してみましょう。
「税理士を雇用する」という選択肢もおすすめです。
税理士なんてお金がかかりすぎる!と不安に思う方は、税理士の本当のメリットを見逃しているかもしれません。
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飲食店の業態変更【アイデア10選】
飲食店の業態変更アイデアを、思いつく限り10個取り上げてみました!
業態変更へのイメージが固まったら、あとはもう実践するのみです。
様々な視点から、可能性を探ってみて下さいね。
テイクアウト
お店に直接訪問して購入するテイクアウトが主流でしたが、最近ではキッチンカーに注目が集まっています。
過去の記事では全国のキッチンカーのアイデアを紹介しています。
買いに来てもらうのを待つだけではなく、自ら訪問するスタイルは斬新ですよね。
キッチンカーは新たに店舗を改装するよりも安価であることもポイントです。
まちなかにあると目立ちますし、存在だけで、立派な広告塔になります。
イートイン
デリバリー専門店である場合はイートインスペースを設置してみるのはいかがでしょうか。
宮崎にある「蜂来饅頭」は100円ほどの回転焼き専門店です。
学校帰りの学生や、買い物途中の主婦のちょっとしたおやつとして人気です。
店頭では大量の回転焼きが焼けていく様子を観ることが出来ます。
店舗で販売するだけではなく、イートインスペースを作ることでさらなる顧客を増やしました。
長居する時間はないけれど、焼きたてをその場ですぐにお茶と一緒に食べれるのは、イートインならではの醍醐味ですよね。
デリバリー
コロナ禍において、デリバリー業界が一気に賑やかになりました。
コロナ禍以前は全く利用していませんでしたが、コロナ禍では外食する代わりに毎週注文していました。
だんだん落ち着きを見せていますが、デリバリーの手軽さはもう手放せないという人も多いハズ。
こちらの記事で、デリバリーの注意点や費用を抑えて始めるポイント等を詳しく紹介しています。
売り上げが上がることで、さらなる雇用と地域の活性化にもつながりますので、この機会に是非ご確認下さい。
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オンラインショップ
オンラインショップの需要も増えましたね。
オンラインショップ専用のアプリも、今や数多く登場しています。
今まで店頭でしか販売していなかったお菓子やお惣菜を、オンラインで手軽に販売できるようになりました。
簡単な登録のみで、あっという間にネット上にお店を持つことが出来ます。
口コミなども観ることができるので、一気話題になり、ネット販売がメインになったという老舗もあるそうですよ。
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ECサイト
これからの飲食店はECサイトの有無が、かなり重要になってきます。
過去の記事では顧客の来店動機を調査して紹介しています。
結果、最近は「食べログ」などのアプリではなく、Google検索で新店舗を開拓しているお客さんが増加傾向にあることが分かりました。
飲食店のECサイトは、ほぼ、必ずと言っていいほどチェックされています。
是非この機会に、お店のECサイトの製作をおすすめします。
仕入先の生産者もオンラインショップを持っていれば、お店と連携させてウィンウィンの関係を築くことが出来ます。
生産地との観光イベントやワークショップなど企画することは、新たな雇用と地域活性化にもつながります。
今後のお店の経営にとっても有利にはたらきます。
新メニューの開発
新メニューの開発は、もしかしたら最も最初に思いつく業態変更かもしれませんね。
そこでオススメしたいのが、「食べチョク」や「坂の途中」などの農家と直接つながる仕入れ方法です。
直接仕入れることで、その土地ならではの珍しいお野菜を仕入れることも出来ます。
「地産地消」「朝採れ!」などの単語が付いたお野菜はとっても魅力的です。
農家と直接繋がることで、おすすめのレシピを教えてもらえることも、当日のお店のメインメニューにしてみたり、いろいろ工夫もできますね。
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内装の改装
内装の改装には、やはり少し費用が必要になります。
しかし、その費用を支払うだけの対価が期待されます。
メモ
近年はとくに、「美味しい食事」と「その空間での演出や体験」への出費は惜しまない傾向がみられます。
魅せるオープンキッチンにしたりデザイナーズの店舗にすることで、SNS世代への掴みはばっちりです。
椅子やテーブルにもこだわって、インスタ映えを狙って取り込みましょう。
同時にSNSが得意な世代を雇用するというのもおすすめです。
業態を変化
ここでは、業態転換で成功したお店を3つ紹介します。
全くの方向転換をしてみたり、時間帯を変換させたりと、コロナ禍での営業自粛を受けての工夫で大ヒットしました。
おでんトさかな にのや
元イタリアンパスタ専門店が、なんと立ち飲み和食居酒屋に!
「おでんトさかな にのや」(西新宿)
問答無用のハイクオリティ立ち飲み!
雰囲気,料理,酒とどれもこれもが素晴らしくひとめでお気に入り店に
CPも言うことなし,予約しての訪問をおすすめします(立ち飲み,おひとり様からでも予約可)#立ち飲み #酒場 pic.twitter.com/7XkBGBV16P— 外勤サラリーマンの ✒︎サラメシ-備忘録- (@Haya10Zzzuka) November 14, 2020
君のハンバーグを食べたい
東京・新宿のイタリアンバール「DRA7」がコロナの自粛を受け、21年3月にランチ営業をスタート。
メニューは「トリュフデミグラスハンバーグ」1,500円のみ。
1日50食が1時間で売り切れる大ヒット商品になりました。
https://twitter.com/oda06116/status/1413717902004346880
朝定食 まぐろ丼 いとおかし
夜営業のみだった居酒屋が、2021年1月に朝食営業を開始!
朝定食がブームになり、売上を一気に伸ばしました。
https://twitter.com/nakasu_rbc/status/1394472403518967808
食材の厳選
外食の自粛を受けて、消費者の飲食店に対するニーズも大きく変わりました。
内装の項目でも申し上げましたが、現代の消費者は「美味しい食事」と「その空間での演出や体験」への出費には、惜しまない傾向がみられます。
原価も多少高くても、厳選した食材が求められています。
食材にこだわりがあれば、価格も高め設定が可能になります。
こだわり野菜を作っている農家への支援にも繋がりますし、そこからの口コミや紹介でお店に足を運ぶ人も広がります。
「坂ノ途中」や「食べチョク」は、生産者と飲食店が繋がることができる最大のマッチングサイトとして有名です。
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税理士の雇用
税理士を雇用することに抵抗がある方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、税理士を雇用することで、本業に集中することができ、面倒な手続きから一切解放されます。
業態変更をするのであれば、補助金や助成金のアドバイスを受けることも心強いです。
金融機関もすべての補助金を把握できてはいません。
税理士との連携は、融資にも有利となります。
是非この機会に税理士の検討をしてみてくださいね。
税理士ドットコムであれば、初期費用をぐんと抑えて、適切な税理士を最速でみつけることができます!
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飲食店の業態変更【注意点】
業態変更に取り掛かる際、これだけは注意したいポイントが3つあります。
注意ポイント
- 市場調査をすること
- 業態制限の有無
- 業態変更したあとの変更届
【市場調査】
業態変更をするにあたっての市場調査は徹底しておきましょう。
せっかく業態変更したのに、全く効果がなければ意味がありません。
顧客のニーズにあっているのか
どんなお店が繁盛しているのか
競合店はあるのか
業態変更には少なからず費用がかかります。
失敗しないためにも、市場調査は欠かせません。
【業態制限】
もし、近隣に住宅街がある場合は、煙や匂いのある店舗への業態変更をする場合は注意が必要です。
また、借りている店舗の家主にも、きちんと断りをいれなければいけないでしょう。
思っている以上に、匂いや煙は嫌がられてしまう対象です。
近隣住民や家主とのトラブルを避けるためにも、事前の話し合いと契約内容(火を使わない等の業態制限が無かったか)の確認を!
【変更届】
屋号を変えたり、客席や厨房内の簡易な変更をする場合は、変更届が必要です。
「営業許可申請事項変更届」は必ず提出しましょう。
デリバリーやテイクアウトを新たに始める場合にも、新規で営業許可を取得する必要があります。
業態変更する場合は、業態変更をする前に、管轄の保健所に相談しましょう。
飲食店の業態変更【まとめ】
飲食店の業態変更のアイデアと注意点を紹介しました!
SNSが主流の現代において、消費者のニーズは目まぐるしいスピードで変化していきます。
そんな消費者ニーズを見逃さない業態変更が、飲食店経営の鍵になるといっても過言ではありません。
今回の記事が、売上に伸び悩んでいる・経営に行き詰まっている飲食店オーナーさんのヒントになれれば幸いです。
是非、新しいサービスをどんどん取り入れ、他にはない、ここだけの魅力的な飲食店を作り上げていってくださいね。
飲食店オーナーだけが今すぐに無料で100万円もらえる方法があったら知りたくありませんか?
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その方法は補助金制度の活用。ちょっとしたコツがあります。
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
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