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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
農家から無農薬野菜を仕入れる飲食店が急増しています!
わたし自身も週に1度、無農薬野菜を農家から取り寄せています。
コロナ禍の外出制限を受けて、歩いて数分のスーパーにも、ほとんど行かなくなりました。
○曜市・お買い得・ポイント○倍など、そういうからお買い得情報からいっさい解放されています。
さぞかしGDP爆上がりしただろうと思いきや、なんと食費は逆に減りました!
農家から直接野菜を仕入れると、コスト削減に繋がるなんて意外ですよね?
そこで、お店で使う野菜を農家さんから直接仕入れて、新鮮かつ季節性もあって美味しい、そんな素敵な飲食店を目指していきませんか。
野菜の仕入れを農家から直接するのはなぜ?
目次
今、野菜の仕入れを農家から直接する飲食店が増えています。
どうして今、農家からの直接の仕入れに、注目が集まっているのでしょうか?
それは、コロナ禍の外出制限を受けての、国民の食に対する意識の変化が要因であるように感じます。
来店する顧客ニーズの変化により、自炊をすることが増え、健康に気をつける人や、食材に目を向ける人が増えました。
その結果、今大変注目されているキーワードは「無農薬」です。
日本は農薬大国
近年、残留農薬、輸入野菜などの言葉をよく耳にするようになりました。
私自身、それらを気にするようになったのは、福岡県久留米市のJAくるめが出荷した「春菊」から、基準値の180倍の農薬が検出されたというニュースを見てからです。
間違えて、春菊に玉ねぎの農薬を使ってしまったとのこと。
20g食べると失禁・嘔吐・痙攣を引き起こすため、急いで回収する、ということが報じられていました。
農薬にそんな危険性があることにも驚きでしたが、何よりビックリしたのは玉ねぎです。
今まで日本製は安心安全最高だと思って行きてきたのに、頭を殴られたような衝撃でした。
調べると、日本はどんでもない農薬大国であることが判明しました。
日本の農薬使用率は世界大3位です。
日本の農産物が「安全・安心」と思われているのは日本国内だけで、海外からは「汚染物」扱いされている。
日本は農薬使用大国で、農薬の使用量は世界第3位!農薬使用量はアメリカの5倍だ。
ブドウを例にすると日本は、安全基準値がヨーロッパの500倍という濃度農薬を許容している。 pic.twitter.com/xysisReGSH— hide (@hide76113676) June 8, 2020
アメリカは日本の5分の1、イギリスは4分の1
インドではなんと、日本の30分の1程度まで少ないというのです。
農薬は仕方がない?
どうして農薬を使う必要があるのでしょうか?
ひとえにそれは「害虫駆除」のためと言わざるを得ません。
日本の高温多湿の気候のため、数多くの美味しい作物が一年中食べられます。
しかし、植物にとって居心地がいい気候は、それを食べる虫達にも好都合。
少しでも虫に食べられてしまうと、販売できなくなってしまいます。
農家さんが安定した収入を得るためには、害虫の駆除(農薬)は、切り離すことが出来ない問題なのです。
残留農薬で懸念されていること
胎児や小さい子どもは、農薬の影響を特に受けやすいと言われています。
知的発達障害、ADHD、全般的な精神機能への関連性が報告されています。
大人であっても、免疫低下や、ホルモン異常、がんの発生、流産の確率が高くなる等の可能性も示唆されています。
中でも、その影響が懸念されている「ネオニコチノイド系」の農薬は、EUや欧米諸国では使用を禁止されている劇薬です。
しかしながら、日本では使われているという事実をご存知でしょうか。
農水省の「みどりの食料システム戦略」においては
「ネオニコチノイド系」農薬などの使用を2050年までに使用を50%減にすると目標値が掲げられています。
まだまだ先は長いです。
国民がせっかく自炊して健康にも気を使い始めたのに、食材からアウトだっただなんて驚きです。
このことを知ると、「できれば無農薬を選びたい」と思ってしまいますよね。
野菜を育てる農家の現実
どうしてそこまで躍起になって、害虫駆除をする必要があるのでしょうか。
- 出来た分だけ出荷する、ではいけないの?
- むしろ、害虫駆除が出来る範囲内で、作物を育ててれば良いのでは?
そうすることが出来ない理由があります。
大量に作らないと儲けにならない理由
近年、数多くの外国産の野菜を目にします。
中国産・韓国産・アメリカ産・ベトナム産・メキシコ産など、あらゆる国の名前が並びます。
いずれも国産に比べ、とってもお安いですよね。
輸入野菜が安い理由として、30年以上前にかわされた、「プラザ合意」があります。
1985年9月22日、NYプラザホテルで開催された会議。
日本を含めた先進国5カ国(G5)の代表が集まり、ドル高を見直す話し合いがされました。
ドル高是正にむけたG5の合意が「プラザ合意」です。
それまでの1$=230円台が、合意後、1$=120円台になりました。
プラザ合意による円高、ドル安によって、農産物輸入の急増。
アメリカは景気回復のために、どんどん輸出を開始しました。
これにより、安価な輸入野菜が大量に日本に入ってきました。
国産品から輸入品への代替。
安い輸入野菜へ負けない消費量を得るためには、日本の農家は野菜を多く安く提供する必要があります。
害虫に邪魔をされたら、安定した大量の野菜を作れません。
大量の野菜が作れなければ、農家は破産してしまいます。
現代の日本農家にとって、農薬使用は必須なのです。
JAとの関係
野菜を買うと、パッケージがきれいに統一されていることに気付きます。
そのパッケージには「JA○○産」と記名されています。
農家は多くの場合、JA(農協)に加入しています。
農家が作った野菜を、JAに買い取ってもらうためです。
しかしそれにはもちろん、仲介手数料がかかります。
JAに卸しを任せることで、梱包・販売の面倒な業務をせず、農業に集中できるメリットがあるのですが、この仲介手数料の為に野菜は安く買取をされます。
- 限られた人数で、かなりの労力と手間がかかる農作業に、梱包・販売までしようと思ったら手が回りません。
- 大量に作らないと、まとまった儲けにはならないので、梱包・販売に時間はかけられないのです。
- おまけに、規格外の野菜は引き取ってもらえないので、かなり慎重に野菜を作らなくてはいけません。
- さらには、日本基準の安全性を保証するために、農薬を規定量使用しないと引き取ってもらえないのです。
農家さんも、自身の健康の為にも、できれば農薬は最低限にしたいと思っています。
しかし、JAで引き取ってもらうためには、仕方ないというのが現状です。
野菜の仕入れを農家と直接するデメリット
まずは、無農薬野菜を直接仕入れることの、デメリットを紹介します。
無農薬の良さは重々承知ではあるけれど、仕入れを直接することに今一歩踏み切れないでいるとしたら、次の5つの項目にお悩みではないでしょうか?
- 自分のお店に合う野菜を生産している農家を探すのが大変。
- 無農薬野菜は生産量が安定しない
- 無農薬野菜は価格が安定しない
- 無農薬野菜は高いイメージ
- 契約後の量・料金・配達時期の変更・キャンセルには時間がかかるのでは?
確かに、農家さんと直接やり取りをする場合、農家さん側の対応にばらつきがあります。
配達料が高い・そもそも配達をしないという場合もありますので、注意が必要です。
注文の変更に関しても同様です。
農家さんは配達業者ではありませんので、突然の変更やキャンセル対応に慣れていない場合があります。
必要なお野菜を、安定して供給してくれる、無農薬農家さんを1から探すのは大変苦労すると言わざるを得ません。
しかし、次に紹介するメリットで、これらのイメージを払拭することが出来ると思います。
この次はこれらのデメリットを上回る、メリットを紹介していきます。
野菜の仕入れを農家と直接するメリット
一般家庭においても無農薬・低農薬への意識が高まりつつある現代。
気にしている人はやっぱり、飲食店で出されるお野菜も気になってしまいます。
これまでの業務用仕入れ先から、急に変えることも難しいと思います。
ここではそんな飲食店の事業者さんに、無農薬野菜を仕入れるメリットを6点、紹介します!
- コストを削減できる
- 生産者の顔が見える
- 新鮮な野菜を提供できる
- 市場には出回らない、珍しい食材を仕入れられる
- お客様のワクワク感が高まる
- 安定した仕入れ・値段を確保できる
コスト削減、びっくりしませんか?
そうなんです、実は無農薬野菜はめちゃくちゃコスパがいいんです。
その理由を6つあげていきますね。
①コスト削減できる
農家から直接仕入れをすることで、当然ですが仲卸業者を介さずにすみます。
更に、ときには市場に出されない規格外の食材を格安で仕入れる事が出来ます。
規格外とは、味や品質に問題はないのに、形が悪かったりサイズが大きすぎていたりするものです。
結果的に、メニューの価格もリーズナブルにすることも可能で、新鮮で安いため集客にも繋がります!
②生産者の顔が見える
農家から直接仕入れをすると、当然ですが、生産者を確認することが出来ます。
会話をすることで、コミュニケーションがとれることは何よりもメリットです。
農家によっては、珍しい野菜を作っていたり、購入予定にない野菜を分けてくれたりするでしょう。
農家ならではのレシピや保存法を教えてもらえる可能性もあります。
契約農家を飲食店仲間に紹介することも、さらに信頼関係も深まります。
その逆もまたしかり。
無農薬・オーガニック野菜栽培している農家のECサイトに、提供先としてあなたの飲食店の名前があれば・・・?
思いもよらない宣伝効果で集客に繋がりますよね。
もしかしたら、新たなビジネスに発展する、ということも考えられます。
③新鮮なお野菜を届けられる
直接仕入れることができれば、足が早い野菜も、美味しく提供することが出来ますね!
たまにレストランで、少し酸化して赤みがかったレタスを見かけませんか?
味や品質に問題はないとわかっているものの、お金を払ってるのになぁと、少し残念な気持ちになります。
その点、直接仕入れることが出来れば、卸売業者を通す必要がありません。
収穫からお店に届くまでの時間を劇的に短縮でき、鮮度が高いうちに美味しく調理することが出来ます!
④市場には出回らない、珍しい食材を仕入れられる
「生産者の顔が見える」でもお話しましたが、生産者とのコミュニケーションは新たな食材を手に入れるきっかけになるかも知れません。
例えば、市場にはあまり出回らない、地元ならではのお野菜です。
私は福岡出身なのですが、関東では「かつお菜」をあまり見かけません。
「お雑煮にはかつお菜やろ~!」と探し回って、結局諦めた経験があります。
後日、ムキになって検索かけた結果、関東にも生産者さんはいました。
市場にはニーズがなかなかないため、スーパーにはなかなか出回らないとのことでした・・・。
このような、なかなか市場に出回らない野菜が、たくさんあります!
生産者と仲良くなった暁には、それらを是非、紹介してもらいましょう。
珍しい野菜は、存在だけでとても魅力的です。
季節やその日によって届いた野菜を利用した、スペシャルメニュー作りはお店の売りにもなるはずですよ。
⑤お客様にとってもワクワク感が高まる。
農家から直接野菜を仕入れることで、
「契約農家」「産地直送」「無農薬野菜」「朝どれ!」
などなど、心を惹かれるフレーズでお店をPRすることができます。
「良質で安全な食材」であることをアピールできれば、それだけでお店の質が上がります。
例えば、全く同じ内容の500円のサラダがあるとします。
一方は契約農家から仕入れた、完全無農薬・朝どれ新鮮野菜!
もう一方は、卸売業者から仕入れた野菜!プチトマトは外国産!
同じ値段なら、野菜1つにもこだわりが見える方を選びたくなりませんか?
これだけこだわっていているなら、他の食材もきっとこだわっているはず!と嬉しくなります。
他の店舗とは違う付加価値はとっても魅力的です。
リーズナブルなのに、素材にこだわりがある飲食店として、好印象を与えることができます!
⑥安定した仕入れ・値段を確保できる
実は、最近では産直用マッチングサイトや、農家のECサイトでネット注文が出来ます。
これらを利用することで、安定した値段で仕入れをすることが出来ます。
是非活用してみましょう!
参考までに、おすすめの産直用マッチングサイトを2件、紹介します。
「坂ノ途中」とは、京都に拠点を置く野菜宅配サービス会社です。
関西を中心に、農薬や化学肥料に頼らず、丁寧な農産物作りを行う農家と契約しています。
また、野菜・果物への、放射性物質検査も実施しています。
定期宅配はS・M・Lサイズの3種類の展開で、配達頻度は毎週・隔週と選べます。
サイト内には野菜のお試しレシピも豊富に取り揃えられいています!
米・麺・加工品・お菓子など、素材にこだわった商品も魅力的です。
-
野菜のお試しレシピあり!坂ノ途中を使ってワンランク上の飲食店へ!
続きを見る
国内No.1産直ECサイト【食べチョク】で農家漁師のこだわり食材を注文する
「食べチョク」とは、注文を受けるのも発送するのも生産者。
産地直送サービスで、抜群の新鮮さでお野菜を楽しめます。
また、あまり市場に出回らないような珍しい商品が充実しています。
過去の記事でも紹介しましたが、評判の訳あり商品は送料無料で取引も可能!
値段は全て生産者が決めることができるので、JAを介さず、生産者を直接応援することができます。
生産者とのコミュニケーションが直接取れるというのは、食べチョクの最大の魅力ですね。
-
評判の訳あり商品は送料無料で!食べチョクの魅力とメリットを調査!
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農家にとっては、面倒な梱包・配送の事務作業から解放され、規格外の野菜も無駄にならないメリットがあります。
こだわった作った野菜を、相応のお値段で引き取ってもらえるので、やりがいもあります。
こういう、新規就農・農家を支援するサイトを私達も応援したいですよね。
他にも、地域に根ざしたマッチングサイトが存在しています!
飲食店を展開している地域に、丁度配達してくれる農家さんが、きっと見つかるはずですよ。
野菜の仕入れは農家と直接しよう!まとめ
無農薬野菜が今とても注目されているということ。
野菜を農家から直接仕入れるメリット・デメリットを紹介しました!
無農薬でなくても、「産地直送」や「朝どれ」というキーワードはとても魅力的です。
これに今注目されている「無農薬」や「オーガニック」を付加するだけで、他のお店にはない価値が生まれます。
さらに農家との繋がりは新たなビジネスチャンスに繋がる可能性が大いに存在します。
是非この機会に、生産者にも消費者にも優しい飲食店を目指していきましょう。
飲食店オーナーだけが今すぐに無料で100万円もらえる方法があったら知りたくありませんか?
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。