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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
新型コロナウイルスが流行したため、売り上げがガクンと落ちてしまった飲食店は少なくありません。
そこで、打開策としてテイクアウトを始めようとしているオーナーさんも多いのではないでしょうか。
実際に、テイクアウトを始めた飲食店では、売り上げを戻したお店も少なくありません。
コロナで仕方なく始めたテイクアウトは、いまでは従来の売り上げよりもアップしているお店さえでてきています。
この流れに乗らないのは、みすみすチャンスを逃してしまいます。
善は急げです。
そこで、テイクアウトを始めるときには、保健所へは新たな申請は必要なのでしょうか。
その場合はどのような許可をとる必要があるのでしょうか?
そして、テイクアウトを始めたるにあたり注意する点があるとしたら何か。
テイクアウトを始める時に取得されることが多い営業許可とその申請の流れをまとめてみます。
飲食店がテイクアウトを始めるのに必要な許可とは?
目次
はい。すでに飲食店営業許可を取得している飲食店は、新たに許可をとる必要はありません。
要するに、そのお店で作った料理を、テイクアウト販売をしてもいいということです。
ただし、メニューによっては、新たに許可をとる必要があるので注意が必要です。
次に挙げる営業許可は、飲食店がテイクアウトを始める時に、よく申請されるので紹介しておきます。
・菓子製造業許可
・食肉製品製造業
・食肉販売業許可
それぞれの許可について説明しますね。
菓子製造業許可
ケーキやパンを出しているお店が、テイクアウトをする場合には必要になります。
商品を作る施設や設備などが、基準にあてはまっていないといけません。
現状の設備で飲食店営業許可はOKだけど、菓子製造業ではOKが出ない場合があります。
これらについては、最寄りの保健所で正確な情報を得るようにしてください。
食肉製品製造業
店内でハム・チャーシュー・ソーセージなどを作り、メニューとして出している場合は、食肉製品製造業を取得する必要があります。
しかし、弁当のおかずの一部として入れているのであれば問題ありません。
「単品」でテイクアウトするときに許可が必要になります。
食肉販売業許可
焼肉店やしゃぶしゃぶ屋が、肉のテイクアウトをする場合に必要になります。
コロナ禍で売上が落ちてしまい、食肉販売業許可を取得した店が多くあります。
取得するとテイクアウトだけでなく、通信販売も可能になります。
許可申請の流れ
おおまかには下記のような流れになります。
1,事前審査
2,菓子製造業許可を申請する
3,施設検査を受ける
4,営業許可通知書が交付される
飲食店営業許可の時の流れとほとんど同じです。
その中でも、施設検査を受ける時は下記のことを踏まえないといけません。
菓子製造業の施設基準(特定基準)について次の条件があります。
厚生労働省HPより
上記を要約すると
・原材料と出来あがった製品の保管場所を分ける
・商品を作る場所と包装する場所を分ける
・作る品ものに応じて、必要な設備を設ける
・必要な時は、冷蔵庫・冷凍庫を備える
・あんこを作るためには、豆を漬込む、煮る、製あん、水さらしができる機械を準備する
このような内容になります。
飲食店営業許可をと取る際にすでに保健所に行っていますから、相談もしやすいですよね。
どういった条件が必要になるのか、管轄の保健所に相談してみましょう。
食中毒を出さないために
テイクアウト販売で最も気をつけないといけないこと…それは食中毒。
テイクアウトされる食事は、作ってから食べるまでの時間が長くなります。
ということは、食事が傷みやすく、食中毒が発生しやすくなるということです。
保健所としても、とにかく食中毒を出さないことに注意喚起します。
引用元 厚生労働省HPより
調理中の注意事項として、当たり前になってきていますが、帽子・手袋・マスクを着用は大事です。
まな板は、肉・魚・野菜で分けることは基本中の基本。
生野菜はよく洗い、必要に応じてですが熱湯消毒しているところさえあります。
食中毒予防の3原則
・つけない
・ふやさない
・やっつける
つけない
まず大切なのは、菌を食材につけないこと。
手洗いを徹底し、調理器具は消毒したものを使いましょう。
調理にたずさわる従業員は、下痢や嘔吐など体調不良があれば従事しないこと。
ふやさない
菌を増やさないこともたいせつです。
長時間常温で保存すると、食中毒菌が繁殖しやすいです。
保冷剤で冷やしたり、小分けにして冷却してみるとよいでしょう。
やっつける
滅菌、除菌ですね。
食肉はしっかりと加熱して提供しましょう。
中心温度が75度以上(二枚貝は85度以上)になることが推奨されています。
消費期限や内容量を分かるようにする必要があるのか?
通常、スーパーやコンビニで売っているお弁当などには原材料名や消費期限などが記載されていますよね。
ではテイクアウトではどうでしょう。シールなどを貼らなければいけないのでしょうか。
結論から言うと、表示の義務はないようです。
なぜ、表示の義務がないのか大まかな理由をお伝えします。
もしあなたのお店で弁当や総菜を作り、テイクアウトするようにした場合を想像してください。
基本的にお客様と対面での販売になるため、口頭で注意事項を伝えることができますよね。
例えば、「卵や小麦を使っているのでアレルギーがある方は控えてください」や「何時までに食べてもらうように促す」
このような事が可能になるため、弁当へわざわざシールなどへ印字して貼る必要はありません。
逆の見かたをすれば、お客様からの質問に答えれるようにしておく必要があります。
産地や座量の内容など、あらかじめ答えられるようにしておきましょう!
まとめ
今回は、新たににテイクアウトを始める飲食店向けに記事を書きました。
飲食店として営業しているお店であれば、ある一定の設備が整っているでしょう。
許可申請についてもそう抵抗なく手続きができ、保健所とのやり取りも慣れている部分があるのではないでしょうか。
とにかく気をつける点は、テクアウトは調理してから食べてもらうまでの時間が長いので、食中毒が発生しないように特に気を使うこと。
ここは、従業員を雇っているお店においては社員教育もしっかりしていく必要があります。
テイクアウトは、お店の味をより多くのお客様へ届け、売り上げアップにもつながるチャンスです。
ぜひ頑張ってください!
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