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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
飲食店開業や運転のための資金繰りに、日本政策金融公庫からの融資を考える時。
しばしば、「国金」という言葉を耳にすることはありませんか?
私も、融資や補助金の情報を集める時に、よく目にしました。
いざ、「国金」について調べようと思っても、日本政策金融公庫がHITします。
一体なぜなのでしょうか?
日本政策金融公庫の存在を最近知った、という、ビギナーの方。
「国金」の方が聞き慣れている、という、ベテランの方。
双方の飲食店事業主の方向けに、今回は「国金」について、わかりやすく解説していきます!
飲食店の融資「国金」って何?
目次
「国金」とは、正式名称を国民生活金融公庫(旧)といいます。
1999年に、国民金融公庫と環境衛生金融公庫が統合し、発足しました。
そして、2008年に解散しています!
その背景には、当時の首相・小泉純一郎政権による「小さな政府」の提唱があります。
この政策により、有名なところでは郵政民営化が実現されましたね。
「民間にできることは民間に」の方針のもと、それまでの政府系の金融機関も、最小限の役割を残し、1つにまとめられることになりました。
余談ですが、現在コロナにより沢山の助成金や補助金や支援金がありますね。
このように政府の対応が手厚い「大きい政府」になるとその分、徴収される税金が高くなるという傾向にあります。
それまで国金がやっていたことは、この時に設立された日本政策金融公庫に引き継がれました。
つまり、国金はもうありません!
厳密にいえば、「国金」≒「日本政策金融公庫」(現在)ということになります。
飲食店の融資「国金」の仕事
日本政策金融公庫に統合されたのは国金だけではありません。
国金の他に、「中小企業金融公庫」「農林漁業金融公庫」「国際協力銀行」の、3つが統合されました。
のちに国際協力銀行は、日本政策金融公庫から分離しています。
つまり現在の日本政策金融公庫は、かつての「国金」「中小企業金融公庫」「農林漁業金融公庫」が統合された新形態!
統合後、日本政策金融公庫は国の金融機関として、幅広く、国民への融資をメインとした事業を行っていきます。
国金から国民生活事業へ
日本政策金融公庫は細かく3つに分かれていることをご存知でしょうか。
統合後、国金は国民生活事業へ名前を変えます。
同じく中小企業金融公庫は、中小企業事業へ。
農林漁業金融公庫は農林水産事業に改名をしています。
心機一転、これらの3つの事業が、日本政策金融公庫を、それぞれの強みでサポートしていくことになったのです。
国民生活事業と中小企業事業の違い
農林水産事業はその名の通り、農業や林業といった、第一次産業向けの融資を行います。
飲食店を経営するみなさんが関わるのは、国民生活事業と中小企業事業です。
これら2つの事業の違いとは一体何なのでしょうか?
決定的に大きな違いは、融資先の規模と融資額です。
国民生活事業は、個人や小規模事業向け、融資平均は700万です。
中小企業事業は、一定数の従業員がいる中小企業向け、融資平均は1億円です。
中小企業事業の融資対象は各自ご確認ください。
国民生活事業は教育ローンも特徴の一つです。
子供の教育ローンの審査は、既存の融資とは別扱いになります。
つまり、すでに他の融資を受けていたとしても、申し込みは可能です。
飲食店の融資「国金」を受けるには?
国金とは国民生活金融公庫。
2008年に解散し、その後身として、日本政策金融公庫が誕生しました。
国金で行われていた事業は現在、国民生活事業へ引き継がれています。
「国金で融資を受ける」とは、「国民生活事業へ融資申し込みをする」ということになります。
特によく耳にするのは、新創業融資ではないでしょうか。
「これから開業する」という人の他にも、沢山の種類の融資が用意されています。
お申し込みの融資内容については、日本政策金融公庫公式HPより、ご確認下さい。
以前の記事で、日本政策金融公庫への創業融資申し込みに関する記事を詳しく掲載しています。
是非そちらもご参考になさってくださいね。
飲食店の融資を受けるなら日本政策金融公庫!知っておきたい制度とは
飲食店の開業に使える公的融資! 知っておきたい2つの融資制度とは?
事業再構築補助金とは?2022年度第6回の最新情報と申込み方法!
飲食店の融資「国金」の融資ポイント
ここでは、融資審査における注意点をご紹介します。
日本政策金融公庫は、国民に寄り添った金融機関です。
比較的融資は通りやすいと聞きますが、通らないという人も一定数いらっしゃいます。
確実に融資審査を通るために、必要なことをチェックしましょう。
日本政策金融公庫の融資は甘い?
比較的融資が通りやすいということ。で、有名な日本政策金融公庫。
これまでも、数多くの創業者達が日本政策金融公庫の融資を受けています。
融資審査が甘々でスカスカ・・・というわけでは、決してありません。
日本政策金融公庫は、起業する人を増やすために、実績のない創業者へも積極的に融資サポートしています。
このことから、民間の金融機関よりは融資審査のハードルが低いと言われています。
しかし、日本政策金融公庫もビジネスをしていますので、返済能力のない人にはお金は貸せません。
誰にでも貸してくれるわけではない、ということは、念頭においておくべきかと思います。
ポイントは1つ
沢山のブログやYoutubeで、融資審査を通るポイントが紹介されています。
しかし実は、融資審査を通るポイントは1つしかありません。
事前準備をしているか、していないかです。
日本政策金融公庫に限らず、他の民間の金融機関も同様です。
事前準備をしっかりしている事業主は、計画性や熱意が感じられます。
この計画性から、返済能力があるのかどうかを判断しているのです。
まとめ(事前準備とは)
事前準備には沢山の工程があります。
更にある程度、信用獲得のためには年月が必要であるといえます。
まずは何より、自己資金をしっかりと貯めていくことではないでしょうか。
自己資金は融資審査で最も重要視されるポイントといっても過言ではありません。
以前の記事では、その他にも必要な沢山のポイントを、わかりやすくまとめています。
より詳しく知りたいという方は、是非そちらをご参考になさって下さいね。
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飲食店の融資「国金」とは?まとめ
飲食店の融資「国金」とは何か?について調査しました。
国金という名前はよく聞くけれど、一体何なのかはっきりしなかったという方にも、分かりやすくお伝えできたかなと思います。
国金の後身である日本政策金融公庫は、沢山の融資を展開しています。
更に、日本政策金融公庫で融資を受けることができれば、それは他の金融機関で融資を受ける際、大きな信用にもなるブランド力です。
審査に通るポイントさえ押さえていれば、快く起業への融資に手を貸してくれるはずです。
国金からの融資を検討していたという方も、これから飲食店を創業予定であるという方も、ぜひ日本政策金融公庫の融資をご確認ください。
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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
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