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お弁当屋の開業に必要な資格と許可とは?申請方法や注意点はこちら! 

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金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。

 

お弁当屋開業にあたり、必要な資格や許可は何なのでしょうか?

普通の飲食店をOPENする場合と、何か違うのでしょうか?

今まさに飲食店を開業している場合でも、お弁当として販売展開する場合、新たに取得しなければならない許可があるのかも。

お弁当を委託して、すでにパッキングされたお弁当を販売する、という場合もあるかもしれませんね。

ここでは、お弁当販売に一体どんな資格や許可が必要なのか、その申請方法や注意点を紹介していきます!

お弁当屋開業に必要な資金

まずはお弁当屋に必要な開業資金の確認をしていきましょう!

お弁当屋の形態としては

  1. 店舗販売
  2. キッチンカーでの販売
  3. ネット販売

この3つが大きく考えられると思います。

調理から販売まで一括して行う場合、飲食店営業と同じだけ、設備費がかかるということが考えられます。

しかし、委託販売したり、客席分の面積や人件費などを削るなどの工夫も無限大。

また、既に飲食店として開業している場合、初期投資はさほどかかりません。

総合的な金銭面的には、比較的取り掛かりやすい業種であるのではないでしょうか。

 

以前の記事で開業にかかる資金や、メリット・デメリットなどをご紹介しています!

これから開業する店舗形態がまだ定まっていないという方は、是非そちらを確認してみてくださいね。

飲食店開業ならお弁当屋が正解!?高まるニーズと成功のポイント

ここでは、上記の3つの販売形態を前提に、必要な資格や許可について紹介していきたいと思います。

 

お弁当屋開業に必要な資格

ここでは、お弁当屋開業に必要な資格を紹介します!

調理に関する資格は沢山ありますが、果たしてお弁当屋開業に必要なのでしょうか?

こちらを参照に、お弁当屋開業の第一歩を踏み出してくださいね。

 

栄養士や調理師

お弁当の調理に、国家資格である栄養士免許や調理師免許は不要です。

料理の腕に自信があるならば、誰でも開業し、営業申請することができます。

ただし、栄養士や調理師の免許を持っていると、次に紹介する食品衛生責任者の申請が免除される場合があります。

また、『栄養士監修!』や『調理師考案!』などの広告は、とっても魅力的です!

これらの国家資格、持っていて損はナシと言えますね。

 

食品衛生責任者

お弁当を販売するお店には、食品衛生責任者の資格が各店舗に1人必要となります。

食品衛生責任者は栄養士・調理師の資格を持っていると、無条件でなることができます。

どちらの資格も持っていないという場合は、食品衛生責任者講習会に参加することで取得できます。

  1. 衛生法規(1時間)
  2. 公衆衛生学(1時間)
  3. 食品衛生学(3時間)

午前9時45分〜午後4時30分の6時間。

教材費を含めた10,000円ほどの受講費が、受講日当日に必要になってきます。

資格取得後は、定期的な「食品衛生責任者実務講習会」の受講が義務付けられています。

 

防火管理者

お弁当販売の店舗を持つ時に、防火管理者の資格も必要となる場合があります。

こちらの登録が必要な店舗は、30人以上が収容可能な比較的大きなお店です。

お弁当屋というのは比較的コンパクトな経営かとは思います。

しかし、高齢者向けの宅食など、大規模なお弁当業を計画している場合。

この場合は防火管理者が必要になりますので、注意して下さい。

 

お弁当屋開業に必要な許可

お弁当業、実は資格以上に難航なのがこちらの許可申請です。

私も調べていて驚いたのですが、多岐にわたる許可が存在しています。

もしお弁当の内容にこだわりがあったり、一緒にお菓子やアイスを販売したいと考えていたりする場合は要注意です。

 

食品衛生法に基づく営業許可

食品衛生法とは、食品の安全性を確保するため、食品・添加物などの販売基準や販売表示を定めた法律です。

医薬品等をのぞいた、営業目的で販売される全ての飲食物に適応されます。

令和3年度の法改正に伴い、それまで34業種に分かれていた許可業種が32業種に変更されました。

飲食店を始めとする、飲食に携わる全ての業種は、こちらの32業種のいずれかの許可を申請する必要があります。

 

32業種の内容

販売許可には飲食店営業許可を始め、細かに32に分けられています。

さらにその許可取得には手数料がかかりますので、予め各自治体にご確認下さい。

例として、横浜市の場合、営業許可の申請には以下の金額が必要になっています。

画像引用元:横浜市食品衛生関係 許可・届け出業種一覧

許可なく営業を行ってしまうと、営業停止などのペナルティが課せられてしまいます。

自分では大丈夫と思っていても、念のため保健所に確認してみるのがベストです。

ちびすけ
オシャレOLを狙って、ローストビーフ丼をお弁当販売しようと思うんだ!
いちごいちえ
食肉製品製造業の許可が必要だよ!
ちびすけ
それなら、刺し身にピエ○ロかけてカルパッチョ丼にしようかな!
いちごいちえ
魚介類販売業の許可が必要だよ!
ちびすけ
・・・。

販売予定のお弁当や中身に注意して、それぞれの保健所に確認してみてくださいね。

 

オンライン申請もOK

直接保健所に足を運ばなくても、オンラインで許可の申請・届け出が出来るようになりました!

食品衛生申請等システム

こちらにはGビズIDが必要になります。

GビズIDは取得に時間がかかりますので、計画的なID取得をされてくださいね。

 

お弁当屋開業に必要な資格と許可・注意点

 

お弁当屋開業には「食品衛生法に基づく営業許可」と「食品衛生責任者」が必要であるということが分かりました。

食品衛生法に基づく営業許可は32業種に分けられていますので、自分の提供したいお弁当の内容を把握してから、申請に行きましょう。

ここからは実際に、お弁当屋を開業する際の注意点と、食品衛生責任者と一緒に必要となる資格や許可を紹介します!

 

ラベルの表示

お弁当販売では、食品表示法により、ラベルの表示が必要になりました。

ラベルには正しい情報の記載と、消費者が何を選ぶのか判断できる内容にする必要があります。

違反した場合は厳しい罰金が課せられてしまいますので、要注意です!

名称 ロコモコ弁当
原材料名 ご飯(国産米使用)、牛肉、豚肉、卵、玉葱、レタス、砂糖、塩、ソース(ケチャップ・赤ワイン・鶏ガラスープ)
添加物 調味料(アミノ酸等)
賞味期限 令和4年5月01日
保存方法 直射日光及び高温多湿を避け、本日中にお召し上がりください。
製造者 ○○キッチン

お弁当を製造・加工した場所で販売する場合、原材料名・内容量・原料原産地名等は省略できます。

しかし、添加物・アレルゲン・消費期限表示等、安全に関する項目は表示が必要です。

アレルゲンは生死に関わる重要な欄です。

また、宗教上の理由で禁忌とする人も、多くいらっしゃいます。

アレルゲンは27品目あります。

また、最近ではヴィーガン対応で、27品目以外にも動物性食品不使用などの表示もよく見るようになりました。

いずれにしても、安全のために、なるべく早めの消費を呼びかけ下さい。

 

店舗での販売

お弁当を仕入れて販売だけをする、という場合は食品衛生上の要届け出業種に区分されています。

飲食店営業許可を取る必要はありませんが、届け出をする必要があります。

こちらも保健所での申請となります。

届け出は手数料ナシで、有効期間もナシ!

更新の必要はありません。

ただし、届出事項の変更や廃業の時には、再び保健所への届け出が必要となります。

注意が必要なのは次の場合です!

ちびすけ
美味しいクッキーを沢山仕入れたから、小分けに可愛くして一緒に販売するんだ!

この場合には別途、食品の小分け業の許可が必要です。

調理はしないからと安心せず、保健所に届け出を出す時にきちんと販売内容の相談をしておくのがベストです!

 

店内でお弁当を調理する場合は、普通の飲食店同様に飲食店営業許可が必要となります。

既に飲食店営業の許可を取得している飲食店が、新たな事業展開でお弁当販売をするという場合、保健所への追加の申請や届出は必要ありません。

 

キッチンカー

自動車免許はもちろん、食品営業自動車又は、食品移動自動車の申請が必要です。

ちびすけ
めっちゃ似てる名前きた!

車の中で調理してお弁当を提供する場合は、食品営業自動車。

予めパック詰めされたお弁当を販売する場合は、食品移動自動車になります。

必要となる構造も、許可も、大きく異なっています。

どのような販売形態にするのか決めたら、営業をする各都道府県の保健所で必ず申請しましょう。

キッチンカーについては以前にも詳しく記事にしています。

是非そちらもご覧ください。

飲食店が大注目するキッチンカー!人気店の技から開業手順まで公開!

飲食店のキッチンカー事業がアツい!車両はお手軽なレンタルも可能!?

飲食店必見!キッチンカー開業に向けおすすめメニューとその決め方とは

 

ネット販売

お弁当のネット販売についてです。

最近はお取り寄せブームも相まって、沢山のお弁当がネット販売されていますね。

仕入れた商品をそのまま販売するという場合は、飲食店営業許可は必要ありません。

店舗でお弁当の販売のみをする場合と同じように、食品衛生責任者と、届け出が必要になります。

必ず保健所に届け出をしてから、販売を開始しましょう。

 

また、ネットでの販売はほとんどが冷凍配送になるかと思います。

その場合、冷凍食品製造業の許可が必要となりますので、注意して下さいね。

ネット販売による事業拡大はとても大きな効果が期待できます。

ここでしっかりと許可を取り、是非、さらなる事業展開につなげていってください。

 

お弁当屋開業に必要な資格と許可 まとめ

sns

お弁当屋開業に必要な資格と許可について調査しました!

令和3年の法改正に伴い、衛生管理も大変厳しくなりました。

しかしそれも、全ては消費者に安心して美味しい食事を提供するため。

申請に必要な資格や許可は沢山ありますが、それを切り抜けたからこその安心感だと思います。

これらの資格と許可はしっかり漏れなく取っていき、胸を張って美味しいお弁当屋さんを開業しましょう!

 

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