テイクアウト チラシ

テイクアウトで思わず行ってみたくなる!飲食店のチラシ作り方とは?

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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。

金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。

 

新型コロナウイルスの影響で、テイクアウトをはじめる飲食店が増えてきました。

何とかお客様に来てもらえるよう、たくさんの人にお店のことを知っていただかないといけません。

どんなテイクアウトのチラシにしたらお客様に来ていただけるのでしょう。

これから、お客様が思わず行ってみたくなる目を引くチラシの作り方をご紹介していきます。

 

ちびすけ
テイクアウトを始めようと思うんだけど、どうやって集客したらいいの?
いちごいちえ
まずは、チラシを作ってみたらいいよ!

 

テイクアウトのチラシの作り方

チラシの企画を考える

チラシを作りには、まずターゲットや目的を明確にしなければなりません。

チラシを見て欲しい対象はどんなお客様でしょう。

漠然と不特定多数の人向けに作ってしまうと、結局誰にも見てもらえない。

ということになるかもしれません。

飲食店のサービスや商品の需要が最も見込めるお客様(ペルソナ)をイメージすることが大切です

ターゲット(チラシを読んでもらいたいお客様)の年齢、性別、居住地、職業、嗜好などを絞り込んで、誰に見て欲しいのか、何を伝えたいのかをまず考えましょう。

方向性を決めるとわかりやすいからです。

 

チラシに必要なものを準備しよう。

チラシを一枚作るにも様々な要素がありますが、何を準備したらよいのでしょうか。

まずは一覧で見てみましょう。

・掲載する内容、商品などの選択

・タイトルのコピー(文字)や説明文、金額、住所などの情報

・レイアウトの作成

・写真やイラスト

・デザイン

・印刷

 

ポイントは、何を掲載するか、内容を絞ってシンプルにすること。

あれもこれも伝えたいことを載せようとすると、かえってわかりにくいチラシになります。

タイトルやキャッチコピーは、一目で何を伝えたいかわかるように考えましょう。

 

特にテイクアウトのチラシで強調したい項目は店舗所在地、地図、連絡先、営業時間、メニュー、値段、商品説明文です。

連絡先は電話なのかメールなのか、時間指定が出来るのか、注文方法をわかりやすく掲載します。

また、クーポン券などは、チラシの下か、横、上などお客様が切り取りやすい場所に掲載すると便利ですね。

 

思わず行ってみたくなるチラシのデザインとは

 

ちびすけ
チラシってたくさん入るからいつも流し見で終わっちゃうんだよね。
いちごいちえ
「お!」と目が留まるようなチラシにしないといけないね。
ちびすけ
どうすればインパクトのあるチラシにできるんだろう?

 

おいしそうな料理の写真を掲載

まず、チラシを手に取った瞬間に「おいしそう」と思ってもらえることがとても重要です。

チラシに興味を持ったら、どんなメニューがあるのか気になります。

おいしそうな料理の写真がたくさん載っていたら、思わず行きたくなりますよね。

そんなおいしそうに見せる写真を撮るポイントは、

明るい場所、または逆光か反逆光でも?

逆光は料理の後ろから光を当てている状態のこと、反逆光は、料理の斜め後ろから光をあてる状態のことです。

逆光や半逆光での撮影は、料理の輪郭が際立って立体感のある写真ができます。

また、外の自然光を取り入れても良い感じです。

 

食欲をそそる配色

飲食店のチラシの配色は、暖色系(赤色、黄色、オレンジ色など)が食欲を増進させる効果があるといわれています。

配色は全体に少なめに統一感を持たせると良いでしょう。

寒色系は食欲を減退させるのでおすすめしません。

お客様の食欲をそそるような配色にしましょう。

 

シズル感を出す

 「シズル感」とは?

 目にした瞬間に食欲や購入意欲を刺激するような、みずみずしさを表す言葉です。

 シズル感を出してよりおいしそうに見せたりすると、おしゃれなお店なのかな、と行ってみたくなりますよね。

 例えば、肉を鉄板で焼いている様子などでは、肉からあふれてくる肉汁を表現したりすると食欲をそそります。

 お持ち帰りをイメージしやすいように、お弁当箱などの容器に入った写真を載せるのもわかりやすいですね。

 参考までに、スマホでは「Foodie」という食べ物専用のアプリで撮影するとおいしそうな写真を撮影することができます。

 また、お料理だけでなく店内の様子がわかるような写真が入っていると、来店するときの安心感にもつながるでしょう。

 

値段をわかりやすくする

写真を見て、「これが良い」と思っても値段もわからないと決めにくいですね。

わかりやすいように値段も書いてあるとお客様も選びやすいです。

 

テイクアウトだけのメニューやサービスを掲載

テイクアウト限定のメニューがあると、その特別感から一度食べてみようかなとお客様は思います。

さらに、テイクアウトすると10%OFFになるキャンペーンや、100円引きのクーポン券がチラシに載っていたらお客様はお得に感じるでしょう。

このメニューを注文するとおまけをプレゼントなどのメッセージを載せてみたりと。

できる範囲でお客様がワクワクするような情報を提供してみるのも良いですね。

 

チラシのレイアウトを考える

魅力的なチラシを作るにはレイアウトが重要です。

伝えたい情報をグループごとにまとめて全体をレイアウトしていきましょう。

お料理の紹介や、店舗情報などのグループに分けていきます。

余白や色の切り替えを利用してメリハリがあるとお客様はわかりやすいですね。

 

参考までに、チラシ作成のツールを提供している企業にはラクスル、BuzzFoodなどがあります。

ココナラも、チラシのデザインが得意なクリエーターが作成しています。

 

まとめ

お客様が、一目で行ってみたいと思うようなチラシのコツを紹介していきました。

お役に立てましたか?

多くの飲食店がテイクアウトを始める中で、より目立ってお客様に印象つけて来ていただくには、わかりやすさとインパクトが重要です。

 

一目で目に付くデザインや写真、わかりやすいレイアウトと、魅力的に感じてもらえるサービス紹介、利用しやすさを感じる説明や情報など、どれも欠かせません。

一つ一つをしっかりと意識して作ることでより効果があるでしょう。

おいしそうな料理の写真を見て、楽しみに来て下さるお客様が目にうかびます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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