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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
飲食店をいざ、経営しよう。
と、計画を立てる際に一番大切になってくることは何だと思いますか。
・・・ズバリ!
それは、「経営資金がどれくらいになるかを予想立てる事」ではないでしょうか。
お店を始める際には、やはりお金が必要です。
ただ、漠然とお金を貯めようとすると、いつまで経っても経営は始められません。
まずは、「何にお金がかかるか」、「おおよそいくら必要であるか」という金銭的な視点が大切になってきます。
この記事では、その必要となるお金の中でも、「お店を開業してから掛かってくる必要資金」、つまり運転資金にもスポットライトを当てていきたいと思います。
まず何のためのお金が必要?資金の内訳、一から教えます。
目次
「経営資金がどれくらいになるかを予想立てる事」に必要となってくるのは、「何のための資金であるか」である、資金の内訳です。
何にいくらかかるか分からないのに、いくら必要であるという事は、分かりませんよね。
ですので、予算を立てるためには内訳を知ることが大切になってきます。
飲食店開業の際に必要な資金は、大きく分けて2つ。
それは開業資金と運転資金です。
一体それらはどんなものが当てはまるのでしょうか。
開業資金
開業資金とは、名前の通り、飲食店を開業するまでの準備資金を指します。
開業資金に含まれるものは、以下になります。
①物件取得費
②内外装費
③機械・什器・備品費
それでは1つずつ見ていきましょう。
①物件取得費
物件取得費は、お店を営業する上で外せない物ですね。
ただ、場所やお店の規模によって家賃は異なってきます。
例えば、最近ではテイクアウト専門店が増加していることもあり、お店の規模を小さくし、家賃などの固定費(家賃・光熱費等)を抑えて経営するスタイルも多く見られます。
ご自身が「どのようなスタイルでお店を経営したいのか」、「どのようなお客さんをターゲットにしたいのか」で、お店の場所や規模を考える必要があるでしょう。
②内外装費
内外装費は、設備工事費や設計・デザイン費、内装工事費、備品にかかる費用等の費用です。
何の飲食店を営むかによって、キッチンに必要な設備等も変わってきますので、一概にいくらとは言えませんが、おおよそ300万~1000万円程かかるとされています。
店舗を経営するのにあたって、費用の一番多くを占めるのがこの内外装費で、約半分ほどの費用がこちらに割かれるとされています。
ここは特にはっきりとした予算立てが必要になってきます。
③機械・什器・備品費
備品等も飲食店の種類によって大幅に変わります。
例えばカフェやファストフードであれば、用意する機械、備品は少なくなりますし、レストランであれば窯が必要であったり、大きな冷蔵庫が必要といった具合に異なるでしょう。
運転資金
では、運転資金とは何を指すのでしょうか。
はい、こちらもそのままの意味です。(笑)
お店を運転していくための資金、つまり、お店を開業した後、運営していくための資金です。
内訳は以下になります。
①月々の家賃
②人件費
③光熱費
④仕入れ原価
①月々の家賃
運転資金の筆頭は家賃です。
こちらを準備しておかないと営業をする場所がなく、工夫の余地がありません。
開業してから家賃を抑えたいという場合、まだ数か月しかたっていないのに移転するという事になりますので、認知度も上がりませんし、引っ越し賃が高くなるだけです。
始めのうちは、この項目での費用の抑えようがありませんので、家賃の問題は、開業前から日々の家賃の事を踏まえて吟味するようにしましょう。
②人件費
ここについても、お店の規模によって費用は変わってきます。
小規模のお店であれば、人を雇わないという手もありますが、なかなか難しい方も多いでしょう。
改善策としては、店の規模を小さめにする、やめてしまう人を減らす(採用にかける時間を生産性につなげるため)、できるだけ自宅までの距離が近い人材で採用する(支給する交通日削減のため)等があります。
お店にかかる費用を人件費を含めて総合的に判断することが必要となるでしょう。
③光熱費
光熱費を減らす。
ここは骨が折れる事かと思います。
もし仮に節約するのなら、お客さんの見えない箇所の電気等の節約が好ましいでしょう。
④仕入れ原価
仕入れ原価については、お店のコンセプトを崩さないことは意識して工夫する必要があります。
ある程度高級志向なお店なのに、急に素材が悪くなった等は悪い印象を与えてしまいます。なので仕入れの方法を一括で安く仕入れる形にし、様々なメニューで再活用する等、方法の部分で工夫する方が良いかと思います。
意外と見落としがち?運転資金を準備しよう。
さて、開業資金と運転資金を具体的に見てきましたが、開業するときに果たしてどちらも準備しておく必要があるのでしょうか。
下図は、飲食店開業の際にかかる費用の内訳の割合です。
引用:日本政策金融公庫HPより
内訳は、約4割が内外装費であり、運転資金と開業資金を比較すると、開業資金が約8割を占めていることが分かります。
ただ、だからこそ後回しで考えがちなのが、運転資金なのです。
「とりあえず開業したら、収入も入ってくるし、その収入を運転資金に回せばいいだろう。」
「運転資金は余裕があれば貯めれば良いか・・・。」くらいで考えているそこのあなた!!
意外にも運転資金を貯めておかないと、まずいことになってしまうかもしれません。
下図をご覧ください。
引用:日本政策金融公庫HPより
上は、開業してから経営が軌道に乗るまでにかかった時間を調査したデータです。
・・・。
そうなんです。この図からもわかるように、約6割もの飲食店が、営業が軌道に乗るのに約半年超もかかっているのです。
もし運転資金を準備しておかなければ、生活も苦しくなっていってしまいますし、コストを抑えなくてはならない羽目になり、どんどん理想のお店から遠ざかってしまうかもしれません。
運転資金は、約3か月~半年分の資金が目安とされています。
半年までは、ほとんどの飲食店が赤字となっている事から、その期間分の費用が必要ということですね。
飲食店の経営を考えている方々は、運転資金としてどれくらいの資金が必要なのか、見積もってみると良いでしょう。
先程の内訳に沿って節約できるところ、できないところ、それぞれを開業前にあらかじめ考えていくことが大切です。
資金調達の方法は?
ここまで開業するために必要な資金を見てきましたが、とてもじゃないけど、これじゃあ一生飲食店なんか始められないのではないかと、思った方も多いのではないでしょうか?
いいえ。希望はあります。用意されています!!
一部、資金を借り入れるという方法です。
もちろん自己資金として多くのお金を用意できるならそれに越したことはないですが、ほとんどの経営者はほとんど借り入れをしておりますし、余裕を持った生活をするには、借りた方が良いかと思われます。
主な借入の手段は、以下の方法があります。
①日本政策金融金庫
②地方銀行・信用金庫からの融資
③身近な人からの融資
④クラウドファインディング
借入の方法で一般的なものは、①の日本政策金融公庫と③の身近な人からの融資です。
日本政策金融公庫は、他の公的な機関に比べ、門戸が広いことが特徴です。
種類も方法にあるので、ご自身の状況に一番合ったものを選ぶと良いでしょう。
逆に②の地方銀行・信用金庫からの融資はなかなか審査に通るのが難しいとされています。2度目の開業で、実績がある方等でない場合は、難しい様です。
④のクラウドファンディングについては、近年注目されている資金集めの方法です。
クラウドファンディングとは、簡単に言うと、「応援してくれる人を募り、寄付してもらう」という仕組みです。
お店はそれに対し、成功した時の報酬を用意することで、その人数を増やします。
クラウドファンディングは、ファンをはじめから得ることができる点やお客さんの傾向が見れる等のメリットもあります。
資金の借り入れについては、過去の記事で詳しく書いております。
是非、参考にしてくださいね。
詳しくはこちら!↓↓↓
飲食店の事業再生のためにできる改善点と事業再構築補助金制度とは?
まとめ
いかがでしたか?
飲食店開業は、開業することが目的ではありません。
開業してからが本番です。
金銭に余裕をもって、初めて改善に向けた試行錯誤ができるものです。
できる限り少ない資金で始めたいのなら、月々の家賃、人件費、光熱費、仕入れ原価、人件費等をのどこを削っていくか検討してみる必要がありますね。
運転資金までしっかり用意をし、余裕をもった計画を立てていきましょう!
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