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著者プロフィール：飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
飲食店業界で今話題のキッチンカー。
このキッチンカー成功には、メニューの選択も重要です。
さて、お客様に喜んでもらえるにはどのようなメニューがいいでしょう。
近所のスーパーに買い物に行くと、店の前で焼き鳥のキッチンカーをよく見かけます。
風に乗って良い匂いがしてくるので、お腹が空いていたらついつい買いたくなりますね。
ホームセンターの前では、メロンパンのキッチンカーがありました。
これもまた、甘〜いおいしそうな匂いでそそられます。おやつにぴったり。
出店場所や、お客様の求めるもの、年齢層によっても流行るメニューは様々ですが、ここでは、キッチンカーのメニューを決めるときのポイントを考えていきましょう。
キッチンカーのメニューはどんなのがある？系統別のメニュー例！
目次
①ランチ系メニュー
オフィス街などで見かけるランチ系メニューのキッチンカー。
カレーや、焼きそば、ハンバーガー、ガッツリ系の丼もの、ヘルシーな栄養価の高いお弁当なども多いです。
その中でも人気のメニューは、タコライス、ロコモコ、などのエスニック系。
注意点としてはお昼の時間帯に限られるので、営業時間が短くなること。
限られた時間での営業なので、回転数を上げないと売上が減ってしまいます。
その為、調理に時間のかかりすぎる料理は向かないでしょう。
あらかじめ仕込みをしておくなど提供時間を短縮するための工夫が必要となってきます。
②軽食系のメニュー
スーパーなどのお店前やイベントでもよく見かける軽食系メニューのキッチンカー。
唐揚げ、たこ焼き、ケバブ、ホットドッグ、ハンバーガー、ポテトなど、小腹がすいたときにちょっと食べたいメニューです。
老若男女問わず、ファミリー受けもするものが多いですよね。
1日を通して時間帯を気にせず販売できるので、長時間出店したい人に向いています。
カフェのような感じで、コーヒー、スムージー、バナナジュース、レモネードなども人気です。
③スイーツ系のメニュー
こちらも同じくお店前やイベントなどでもよく見かけ、若者受けしやすいスイーツ系のメニューのキッチンカー。
特にクレープは、スイーツ系の中で一番人気があります。
スイーツ系と言えども、おかずを巻いて売ることも出来るので、どんな時間帯でも販売することができます。
粉ものなので、食材の原価を抑えることができ、販売価格も500円位で価格が安定しているのも魅力の一つ。
出店場所にも困らず、老若男女に幅広く人気があります。
クレープ以外にもチュロスは、遊園地や、道の駅、サービスエリアなどで、多く出店されています。
注意点としてはスイーツは季節を選ぶメニューも多いということ。
特にアイスや、かき氷などは、夏期限定で高い売上を上げることが出来るメニューです。
キッチンカーでスイーツ系メニューを販売するときは、季節によって販売商品を変える必要があるか考えて決めましょう。
④番外編 珍しいメニュー
キッチンカーの中には、珍しくてお客様の印象に残っているメニューもあります。
例えば、エジプト料理、フランス料理、台湾料理、スペイン料理、インドカレー、など本格的な普段あまり食べないようなメニューがあると、うれしいですね。
揚げパンや、おにぎり、サラダのキッチンカーもあります。
ただし、珍しすぎるメニューはあまり受け入れられ可能ないこともあるので様子をみながらですね。
キッチンカーのメニュー選びのポイント
お客様の目線で考える。
キッチンカーは、販売する場所によってお客様のニーズや年齢層が違ってきます。
例えば、オフィス街では、あまり時間がかからないさっと食べられるおいしいランチが人気です。
逆に住宅街でランチ系のお弁当などを販売しても、売り上げを定期的に上げることは難しそう・・・。
キッチンカーのメニューを作るときには、その出店場所にはどんなニーズを持ったお客様が多いのかを考えるようにしましょう。
販売する場所の競合をチェックしてメニューを考えよう。
キッチンカーで販売するメニューを決めるときは、出店場所の市場調査を行いましょう。
当たり前ですが、競合と被っているキッチンカーのメニューでは魅力は半減。
同じようなメニューを販売しているライバル飲食店やキッチンカーはいないか、そしてメニューが被っていないかも調べましょう。
看板メニューを作ろう。
お店の看板となるメニューを決まったら試作。
そして、友人や複数の人に試食してもらいましょう。
テストとチェックを繰り返し、その中から本当においしい看板メニューが生まれてきます。
ぜひ、お客様に喜んでもらえるようなおいしいメニューを作ってお店の看板メニューを作りましょう。
看板メニューをメインに、日替わりの料理を考えるとお客様も楽しみになりますね。
何度も食べたくなるようなメニューが作れたらリピーターは増えてきます。
メニューの数は少なくしよう。
キッチンカーは限られたスペースの中でもスムーズに調理しなくてはなりません。
搭載できる冷蔵庫にも限りがあり、冷蔵保存が必要な食材が多くなってしまうメニューばかりでは大変です。
シンプルなメニューで動線をすっきりさせることで回転数良く営業することができます。
お客様の目の前で調理をすることができるキッチンカーだからこそ、食欲をそそるメニューを提供できるでしょう。
またメニューを絞ることは在庫を抱えるリスクを減らし、コストダウンにもつながります。
まとめ
いかがでしたか？
キッチンカーで開業するための、おすすめのメニューは見つかったでしょうか？
キッチンカーのメニューは、出店場所によってお客様が求めるものや年齢層も変わってきます。
ランチ系メニューや、軽食系メニュー、スイーツ系メニューなどがありましたね。
いろいろなお客様に喜んでもらえるようなおいしくて、また行きたくなるようなインパクトのあるメニュー。
例えばおしゃれに盛り付けられていたり、大盛りになっていたり、カラフルでSNS映えしそうなメニューであったりとお客様の心をぐっとつかむ掴みます。
ライバル飲食店とは被らない自分だけのオリジナルな看板メニューができたら、リピートにつながる工夫をしていきましょう。
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