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著者プロフィール:飲食店専門の補助金アドバイザー。
金融機関に20年間勤め、主に飲食店の補助金獲得に貢献。
通算1000人以上の飲食店オーナーと関わることで業界の全ての悩みを熟知。
その知識をwebで発信。経営難で困っている飲食店を少しでも多く助けるために活動中。
美味しいご飯を作り、自分の好きなインテリアで、悠々自適に過ごしている姿…。
飲食店を経営している人を見て、「自分も経営したい!」と考えた事がある人は、多いのではないでしょうか。
しかし、実際に経営するとなると、莫大なお金が必要になってきますよね。
資金の事を考え、経営が夢物語のように感じてしまう…なんて方!
起業のための資金集めには、融資制度が存在します。
つまり夢で終わらせなくていいかもしれないのです…!
この記事では、飲食店開業に必要な費用について、また、飲食店開業の際に多くの人が利用する融資制度の種類、それぞれの特徴について書いていきたいと思います。
飲食店起業にはどれくらいの資金が必要?
目次
「起業にはお金が必要。」
起業経験がなくとも、なんとなくそのイメージはありますよね。
しかし一体どれくらいの金額が必要になってくるか、ご存知でしょうか?
その金額、なんと約1000万円!!
個人で経営するような小規模のお店の初期費用でもおおよそ700万~1200万円かかるとされています。
もちろんお店の規模や物件にも因りますが、1000万はかかると考えていた方が良いでしょう。
初期費用の内訳は大まかに分けると「物件取得のために必要な費用」、「設備費用」、「軌道に乗るまでの運転資金」の3つに分けられます。
ではこの3つの費用について、もう少し詳しく見ていきましょう。
「物件取得のために必要な費用」
まず、「物件取得のために必要な費用」について内訳です。
・保証金(敷金)
・前家賃
※仲介手数料
※礼金
※造作譲渡料
保証金、前家賃は、どのような場合でも必要となる費用です。
※印で示した部分に関しては、物件によって必要・不必要が分かれてくる部分になっています。
必ず必要な2つの費用、一体どのくらいかかるのでしょうか。
保証金(敷金)
敷金は、一般住宅を借りる際も必要である事がほとんどです。
ですが、一般住居の場合は賃料の約1~2か月分程度なのに対し、店舗として物件を借りる場合は、賃料の6~12か月分が必要となってきます。
東京都渋谷区の1坪の賃料相場で、3万5千円程度(飲食店.comより)ですので、10か月分の賃料と考えると35万円程、かかる計算になります。
資金を大きく作用する出店地域選びは、慎重に考えた方がよさそうですね。
前家賃
前家賃とは、契約した月分の賃料(日割り)と、翌月分の賃料を支払うのが一般的です。
つまり、最低約1か月分、最高2か月分程度の賃料がかかることになります。
仲介手数料・造作譲渡料・礼金
こちらの3つは物件によって異なってきますが、かかる場合は額が多いので、予算に組み込んで置いて損はないと思います。
仲介手数料は、不動産を介す場合に必要になってくる手数料です。
造作譲渡料とは、居抜き物件(以前他のテナントの方が使っており、設備等を残した物件の事)の場合に必要です。
そして礼金は、一般の賃貸でも必要となることが多い、物件を貸してくれることに対するお礼金の事です。
礼金の相場は、賃料の1~2か月分と、言われています。
次に設備費用を見てみましょう。
「設備費用」
設備費用とは、簡単に説明すると、内装・外装をカスタマイズするための費用です。
お店のコンセプトや広さによって異なりますが、ある程度の居酒屋で坪当たり30万~35万円、カフェの場合で25万円前後になります。(ぶけなび関東より)
「軌道に乗るまでの資金」
お店を開いてもすぐに儲かるわけではありません。最初の何か月かは、どんなお店も赤字が続くと思います。
そこで、お店を続けていくために必要となってくるのがやはりある程度のお金です。
軌道に乗るまでの資金として、手元において置きたいのは、おおよそ賃料半年分と言われています。
お金を借りたい!融資の種類を教えて!
前の項でみた通り、飲食店開業にはやはりお金が掛かりますが、これだけの金額を貯めるとなるとかなりハードルが高いです。
しかし、冒頭で述べた通り、そういった開業をサポートする融資制度が準備されています。
融資先の種類は、大きく4つに分けられます。
①日本政策金融金庫
②地方銀行・信用金庫からの融資
③身近な人からの融資
④クラウドファインディング
一つ一つ、見ていきましょう。
①日本政策金融金庫
こちらの日本政策金融金庫からの融資は、種類、メリットともに多く、利用しやすいのが特徴です。
そして、日本政策金融金庫は政府系の金融機関であり、株式の100%を国が保有しています。
初めての融資となると、不安があると思いますが、国が管轄している機関となれば、なんとなく安心ですよね。
様々な種類があり、それぞれ特徴が異なってきますが、ここでは2つを紹介したいと思います。
一般貸与
一般貸与は一番基本的な融資制度と言われています。
事業を営むほぼ全ての人が利用可能となっており、門戸が広いのが特徴です
(引用元:日本政策金融金庫/https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/jiyusij_m.html)
中小企業経営力強化資金
中小企業経営力強化資金の制度は非常にメリットが多いとされています。
無担保・無保証・低金利で融資を受けることができるからです。
ただ、「中小企業等経営強化法に定める認定経営革新等支援機関による指導および助言を受けている事」が必須になる等、いくつか条件があります。
「認定経営革新等支援機関」とは税理士や弁護士、経営コンサルタントや商工会議所のように、ある一定程度の専門知識を持って経営のサポートやアドバイスをしてもらえる機関です。
大雑把にいうと、経営について専門家のサポートを受けて下さいねということ。
初めての方はむしろ、そういった安心できる相談相手がいるということはメリットになるかもしれませんね。
(引用元:日本政策金融金庫/ https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/64_t.html)
さらに分かりやすく日本政策金融金庫の融資制度について知りたい方は、以前の記事を参考にを参照してみてくださいね。
飲食店の融資を受けるなら日本政策金融公庫!知っておきたい制度とは
②地方銀行・信用金庫からの融資
こちらはお店を置く地域によって、内容が異なってきます。
ただ、一般的な特徴としては、審査に時間がかかる、条件が少し厳しいといったデメリットが大きいです。
メリットとしては、資金調達力に優れているという点が挙げられます。
詳細は地域によって異なるので、該当地域の融資制度を一度ご覧になると良いと思います。
③身近な人からの融資
身近な人というのは、家族や親族・友人が含まれます。
この方法もポピュラーな方法でしょう。
メリットとしては、1番取り組みやすいという点と、家族や親族から返済義務なしという条件で資金を受け取れば、他の機関から資金を調達する際に、資産としてカウントされ、有利になるという場合もあるという点。
ただ、経営がうまく行かなかった場合を考えると少し肩身が狭いですし、申し訳なさが出てしまいますよね。
覚悟を決めて頼まなければいけないでしょう。
④クラウドファンディング
クラウドファンディングでの資金調達は最近よく聞きますよね。
クラウドファンディングの良い点は、ファンを獲得できるかもしれないという点、自分たちのお店の需要を図れるという点が挙げられます。
融資してくれる人の人数によっては、お店のコンセプトを変えよう等、もう一度考えるきっかけとなるかもしれません。
成功のポイントとしてはクラウドファンディングは、融資してくれる方々にはリターンを示さなくてはなりません。
「開業後、〇〇食べ放題」だとか、喜んでくれるようなリターンを用意することが、多くの資金を集めるポイントになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
資金問題によって、企業の夢をあきらめる必要がなくなるかもしれない融資制度。
うまく活用していたいものですね。
ただ、もちろん、これら融資制度で全ての資金を賄えるわけではありません。
自己資金で集めなければならない金額は、開業資金の3〜5割必要とされています。
融資をしてくれる機関の多くは、開業への本気度、つまり資金調達力を加味して、融資するかどうかを判断します。
なので、できるだけ自分たちで集めるという意識で資金集めを頑張っていただきたいです。
飲食店開業の夢をより多くの人が叶えられたらいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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